1級土木施工管理技術の過去問
令和4年度
選択問題 問14

不適当です。

掘削土で満杯になったドリリングバケットを孔底から急速に引き上げると、地盤との間にバキューム現象が発生します。

適当です。

設問の通り、場所打ち杭工法のコンクリート打込みは泥水中等で行われるので、水中コンクリートを使用し、トレミーを用いて打ち込みます。

不適当です。

アースドリル工法の支持層確認は、支持層から直接掘削した土砂と地盤調査での試料を照合して行います。

また設問の通り、ハンマグラブを一定高さから落下させたときの土砂のつかみ量も判断基準とします。

不適当です。

場所打ち杭工法の鉄筋かごの組立ては、一般に鉄筋かご径が大きくなるほど変形しやすくなります。

不適当です。

掘削土で満杯になったドリリングバケットを孔底から急激に引き上げると、地盤との間にバキューム現象が発生します。

適当です。

設問の通り、場所打ち杭工法のコンクリート打込みは、一般に泥水中等で打込みが行われるので、水中コンクリートを使用し、トレミーを用いて打ち込みます。

不適当です。

アースドリル工法の支持層確認は、直接掘削した土砂と地盤調査での試料を照合して行います。

ハンマグラブを一定の高さから落下させたときの土砂のつかみ量は設問の通りです。

不適当です。

一般に鉄筋かご径が大きいほど変形しやすくなります。

適当ではありません。

ドリリングバケットをゆっくり引き上げると、バキューム現象が発生する可能性はありますが、これは望ましくない現象です。バキューム現象が発生すると、掘削が困難になったり、孔壁が崩壊する可能性があります。

適当です。

場所打ち杭のコンクリート打込みは、一般的に水中で行われます。トレミーを用いて水中コンクリートを使用しますが、通常のコンクリートを用いることも可能です。

適当ではありません。

アースドリル工法では、直接採取した土砂とサンプリングとの比較や、ハンマグラブによる土砂のつかみ量などを総合的に判断して、支持層を確認します。

適当ではありません。

鉄筋かご径が小さくなると、変形しやすくなるというよりも、むしろ剛性が高くなります。補強材は、鉄筋かごの形状や大きさ、使用する鉄筋の太さなどに応じて適切なものを選定する必要があります。