1級土木施工管理技術の過去問
令和4年度
選択問題 問56

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

この過去問の解説 (2件)

01

道路占用工事における道路の掘削に関する設問です。

選択肢1. 占用のために掘削した土砂を埋め戻す場合においては、層ごとに行うとともに、確実に締め固めること。

適当です。

設問の通り、占用のために掘削した土砂を埋め戻す場合において、層ごとに行うとともに、確実に締め固めなければなりません。

道路法施行令第15条第1項に記載されています。

選択肢2. 舗装道の舗装の部分の切断は、のみ又は切断機を用いて、原則として直線に、かつ、路面に垂直に行うこと。

適当です。

設問の通り、舗装道の舗装の部分の切断は、のみ又は切断機を用いて、原則として直線に、かつ、路面に垂直に行わなければなりません。

選択肢3. わき水又はたまり水の排出に当たっては、いかなる場合でも道路の排水施設や路面に排出しないよう措置すること。

不適当です。

わき水又はたまり水の排出に当たっては、道路の排水に支障がなければ、道路の排水施設や路面に排出しても構いません。

選択肢4. 道路の掘削面積は、道路の交通に著しい支障を及ぼすことのないよう覆工を施工するなどの措置をした場合を除き、当日中に復旧可能な範囲とすること。

適当です。

設問の通り、道路の掘削面積は、道路の交通に著しい支障を及ぼすことのないよう覆工を施工するなどの措置をした場合を除いて、当日中に復旧可能な範囲とします。

掘削工事を行ったまま道路開放してしまうと、段差が生じるなど交通に支障が生じたり事故につながったりする恐れがあります。

参考になった数19

02

道路占用に関する工事で、掘削・埋め戻しに関して定めた道路法施行規則第4条の4の4~4の7の規定に関する問題です。

選択肢1. 占用のために掘削した土砂を埋め戻す場合においては、層ごとに行うとともに、確実に締め固めること。

設問のとおりです。(施行規則第4条の4の6)

 

原則30cm(路床部は20cm)の各層毎の転圧が規定されています。

選択肢2. 舗装道の舗装の部分の切断は、のみ又は切断機を用いて、原則として直線に、かつ、路面に垂直に行うこと。

設問のとおりです。(施行規則第4条の4の4第1項第1号)

選択肢3. わき水又はたまり水の排出に当たっては、いかなる場合でも道路の排水施設や路面に排出しないよう措置すること。

不適当です。(施行規則第4条の4の4第1項第4号)


「いかなる場合でも」ではなく
「わき水又はたまり水の排出に当たつては、道路の排水に支障を及ぼすことのないように措置して道路の排水施設に排出する場合を除き」が正答です。

選択肢4. 道路の掘削面積は、道路の交通に著しい支障を及ぼすことのないよう覆工を施工するなどの措置をした場合を除き、当日中に復旧可能な範囲とすること。

設問のとおりです。(施行規則第4条の4の4第1項第5号)

参考になった数4