1級土木施工管理技士 過去問
令和6年度
問37 (問題A 3 問17)
問題文
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問題
1級土木施工管理技士試験 令和6年度 問37(問題A 3 問17) (訂正依頼・報告はこちら)
- 普通コンクリート版の施工をセットフォーム工法で行う場合は、ボルトで連結されたレールを走行する舗設機械の重量に耐えられる堅牢な型枠を用いなければならない。
- 普通コンクリート版の施工をスリップフォーム工法で行う場合は、履帯走行位置の平坦性と支持力の確保も重要である。
- 連続鉄筋コンクリート版の施工をスリップフォーム工法で行う場合は、舗設後の出来形や品質を確保するため、センサラインが正しく設置されていることを確認しておく。
- 連続鉄筋コンクリート版の施工をセットフォーム工法で行う場合は、コンクリートの敷均し、締固め、荒仕上げ、平坦仕上げを一台の施工機械で行う。
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この過去問の解説 (2件)
01
道路のコンクリート舗装大きな特徴としては耐久性の高いことが挙げられます。一方で施工してから指定の強度が出るのに1カ月程度かかります。
一般的に使用されるアスファルトは数時間程度で車両解放出来ます。このように工期に大きな違いがあり施工も手間がかかります。
〇普通コンクリート版の施工をセットフォーム工法(機械施工)で行う場合は、型枠上に施工機械用のレールを設置することから堅牢な型枠を用いなければいけません。適切です。
〇スリップフォーム工法では型枠にコンクリートを使用しますので、履帯走行位置の平坦性と支持力の確保が重要です。適切です。
〇連続鉄筋コンクリート版の施工をスリップフォーム工法で行う場合は、型枠にコンクリートを使用する為センサラインにて精度を確認するのでセンサラインが正しく設置されていることを確認する事が大事です。適切です。
×連続鉄筋コンクリート版の施工をセットフォーム工法で行う場合は、出来形、品質及び性能を満足させる最も経済的な機械の組み合わせを選びます。設問の「一台の施工機械で行う」は不適切です。
コンクリート舗装の施工はセットフォームとスリップフォームがあります。
セットフォームでは鋼製の強固な型枠を使用し、スリップフォーム硬練りコンクリートを使用します。
大きな違いはスリップフォームは施工幅を内側に2m外側へ6m伸縮が可能です。
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02
道路のコンクリート舗装における施工方法と工法の特徴に関する問題です。
コンクリート舗装は、型枠を用いてセットフォーム工法・型枠を用いないスリップフォーム工法・アスファルト舗装と同様に施工する転圧工法があり、それぞれ適用条件や施工機械の構成が異なります。
工法ごとの施工手順や使用機械の特徴を正確に理解しましょう。
記述は適当です。
セットフォーム工法では、型枠上にレールを設置し、その上を舗設機械が走行します。
そのため、機械重量に耐えられる堅牢な型枠が必要です。
記述は適当です。
スリップフォーム工法は型枠を用いず、敷均し、締固め、平たん仕上げにスリップフォームぺーバを用います。
履帯走行位置の平坦性と支持力の確保も重要です。
記述は適当です。
スリップフォーム工法では、センサラインにより高さや方向を制御します。
舗設後の出来形や品質を確保するため、センサラインの正確な設置確認は重要です。
記述は不適当です。
連続鉄筋コンクリート版の施工をセットフォーム工法で行う場合は、複数の施工機械で行います。
コンクリートの荷下ろし機械、敷均し機械、締固め機械、荒仕上げ機械、平坦仕上げ機械があります。
普通コンクリート版も同様です。
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