1級土木施工管理技士 過去問
令和6年度
問83 (問題B 1 問17)
問題文
建設工事に伴う環境保全対策に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
1級土木施工管理技術試験 令和6年度 問83(問題B 1 問17) (訂正依頼・報告はこちら)
建設工事に伴う環境保全対策に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
- 建設工事周辺地域の生活環境を損なわないように、住民の生活に影響の少ない時間帯を作業時間とすることや、建設機械の整備や取扱いを適正にする。
- 工事用車両による沿道交通への障害を防止するためには、工事現場周辺の道路における交通量、通学路等の有無、迂回路の状況について事前に十分調査する。
- 遮音壁は、音が直進する性質を利用して騒音低減を図ろうとするもので、遮音壁の設置長さに関係なく効果がある。
- 土砂を運搬する時は、飛散を防止するために荷台のシート掛けを行うと共に、作業場から公道に出る際には土砂の散逸防止に努める。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (2件)
01
本問は、建設工事に伴う環境保全対策に関する問題です。騒音・振動対策、交通障害防止、遮音壁、土砂運搬など、周辺環境への配慮に関する対策などのポイントをおさえておきましょう。
〇適当です。
建設工事は、騒音や振動を発生させるため、周辺住民への配慮が必要です。
〇適当です。
工事用車両の通行は、周辺道路の交通渋滞や交通事故の原因となる可能性があります。事前に交通量、通学路の有無、迂回路の状況などを調査し、交通誘導員を配置するなどの対策を講じる必要があります。
×不適当です。
遮音壁は、音を遮ることで騒音を低減する効果がありますが、設置長さや高さ、形状、材質などによって効果が異なります。
〇適当です。
土砂を運搬する際は、飛散や散逸による周辺環境への影響を最小限に抑える必要があります。
本問では、建設工事に伴う環境保全対策に関する問題が出題されました。騒音・振動対策、交通障害防止、遮音壁、土砂運搬など、周辺環境への配慮は建設工事において重要な要素ですので正確におさえておきましょう。
参考になった数7
この解説の修正を提案する
02
以下、回答です。
正しい記述となります。
建設工事周辺地域の生活環境を損なわないように、住民の生活に影響の少ない時間帯を作業時間とすることや、建設機械の整備や取扱いを適正にしなければいけません。
正しい記述となります。
工事用車両による沿道交通への障害を防止するためには、工事現場周辺の道路における交通量、通学路等の有無、迂回路の状況について事前に十分調査する必要があります。
誤った記述となります。
遮音壁は、音が直進する性質を利用して騒音低減を図ろうとするもので、「遮音壁の設置長さよって効果が変わります」。
正しい記述となります。
土砂を運搬する時は、飛散を防止するために荷台のシート掛けを行うと共に、作業場から公道に出る際には土砂の散逸防止に努める必要があります。
参考になった数4
この解説の修正を提案する
前の問題(問82)へ
令和6年度 問題一覧
次の問題(問84)へ