1級土木施工管理技士 過去問
令和6年度
問90 (問題B 2 問4)

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問題

1級土木施工管理技術試験 令和6年度 問90(問題B 2 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

施工計画における建設機械の選定に関する下記の①〜④の4つの記述のうち、適当なもののみを全てあげている組合せは次のうちどれか。

①組合せ建設機械の選定においては、従作業の施工能力は主作業の施工能力と同等、あるいは幾分高めにする。
②組合せ建設機械の選定においては、主要機械の能力を最大限に発揮させるため作業体系を並列化する。
③建設機械の選定においては、作業量をできるだけ平滑化し、施工期間中の使用機械の必要量が大きく変動しないように計画するのが原則である。
④建設機械の選定においては、機械の能力・性能、作業場の面積等により最も適したものを選定し、その機械が平均能率を発揮できる施工法を選定する。
  • ① ②
  • ③ ④
  • ① ② ③
  • ② ③ ④

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この過去問の解説 (2件)

01

建設機械の選定は、工事の効率性や安全性に大きく影響します。適切な機械を選ぶためには、作業内容、現場条件、機械の能力などを総合的に考慮する必要があります。

選択肢1. ① ②

×不適当です。

選択肢2. ③ ④

×不適当です。

 

選択肢3. ① ② ③

〇適当です。

選択肢4. ② ③ ④

×不適当です。

まとめ

①組合せ建設機械の選定:組合せ建設機械(例えば、バックホウとダンプトラック)の選定では、主作業(掘削など)と従作業(運搬など)の施工能力をバランスさせる必要があります。従作業の能力は、主作業と同等か、あるいは幾分高めに設定することで、主作業の効率を最大限に引き出すことができます。

②組合せ建設機械の選定:主要機械の能力を最大限に発揮させるためには、作業体系を並列化することが有効です。例えば、複数のダンプトラックを同時に運用することで、バックホウの掘削能力を効率的に活用できます。

③建設機械の選定:作業量を平滑化し、使用機械の必要量を一定に保つことは、建設機械の効率的な運用につながります。機械の稼働率を高め、遊休時間を減らすことで、コスト削減にも貢献します。

建設機械の選定:建設機械の選定では、機械の能力・性能だけでなく、作業場の面積や地形、周辺環境なども考慮する必要があります。また、選定した機械が平均能率を発揮できるような施工法を選ぶことも重要です。建設機械の選定に関する内容は②が適当です。

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02

以下、回答です。

選択肢1. ① ②

不正答となります。

選択肢2. ③ ④

不正答となります。

選択肢3. ① ② ③

正答となります。

選択肢4. ② ③ ④

不正答となります。

まとめ

①組合せ建設機械の選定においては、従作業の施工能力は主作業の施工能力と同等、あるいは幾分高めにする。

→〇施工能力が低いと工程が遅延します。 
②組合せ建設機械の選定においては、主要機械の能力を最大限に発揮させるため作業体系を並列化する。

→〇効率的な施工が工程管理には求められます。
③建設機械の選定においては、作業量をできるだけ平滑化し、施工期間中の使用機械の必要量が大きく変動しないように計画するのが原則である。

→〇作業量が偏ると負担が大きくなり、事故のリスクが高まります。
④建設機械の選定においては、機械の能力・性能、作業場の面積等により最も適したものを選定し、その機械が平均能率を発揮できる施工法を選定する。

→✕②と異なります。

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