第一種衛生管理者の過去問
平成26年10月公表
関係法令(有害業務に係るもの以外のもの) 問22
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問題
第一種 衛生管理者試験 平成26年10月公表 関係法令(有害業務に係るもの以外のもの) 問22 (訂正依頼・報告はこちら)
衛生委員会に関する次の記述のうち、法令上、正しいものはどれか。
- 衛生委員会の議長は、衛生管理者である委員のうちから、事業者が指名しなければならない。
- 衛生委員会の議長を除く全委員は、事業場に労働者の過半数で組織する労働組合がないときは、労働者の過半数を代表する者の推薦に基づき指名しなければならない。
- 衛生管理者として選任しているが事業場に専属ではない労働衛生コンサルタントを、衛生委員会の委員として指名することはできない。
- 衛生委員会の付議事項には、長時間にわたる労働による労働者の健康障害の防止を図るための対策の樹立に関することが含まれる。
- 衛生委員会は、6か月以内ごとに1回開催し、委員会における重要な議事に係る記録を作成して3年間保存しなければならない。
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この過去問の解説 (3件)
01
衛生委員会のメンバーは事業者が指名しますが、メンバーには加えなければいけない条件があります。
○総括安全衛生管理者またはそれ以外の者で、当該事業場において事業の実施を統括管理するもの若しくはこれに準ずる者 1名(議長)
○衛生管理者 1名以上
○産業医 1名以上
○当該事業場の労働者で衛生に関し経験を有する者 1名以上
衛生委員会は毎月1回以上開催しなければならず、その議事録は3年間保持しなければなりません。
では問題をみてみましょう。
誤りです。統括安全衛生管理者または、事業の実施を統括する者かそれに準じる者です。
誤りです。「全委員」ではなく、「委員の半数」です。
誤りです。
正しいです。これに加え、労働者の精神的健康の保持増進を図るための対策の樹立に関することも含まれます。
誤りです。毎月1回以上です。
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02
「衛生委員会の付議事項には、長時間にわたる労働による労働者の健康障害の防止を図るための対策の樹立に関することが含まれる。」が正解です。
「衛生管理者である委員のうちから、事業者が指名しなければならない」ではなく、「原則として総括安全衛生管理者が努めなければならない」ので、誤りです。
「全委員」ではなく、「委員の半数」なので、誤りです。
「衛生管理者として選任」されていれば衛生委員会の委員として指名できるので、誤りです。
「労働安全衛生法施行規則 第二十二条」に定められているので、正しいです。
「6か月以内ごとに1回」ではなく、「毎月1回以上」ですので、誤りです。
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03
正解は、「衛生委員会の付議事項には、長時間にわたる労働による労働者の健康障害の防止を図るための対策の樹立に関することが含まれる。」が正しいです。
× 議長は「事業者が指名」ではなく、「総括安全衛生管理者等」となります。
× 「全委員」ではなく、「委員の半数」となります。
× 「指名することはできない」ではなく、「指名することができます」となります。
〇 「衛生委員会付議事項」には、長時間にわたる労働による労働者の健康障害の防止を図るための対策の樹立に関することが含まれています。
× 「6か月以内ごとに1回」ではなく、「毎月1回以上」となります。
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