第一種衛生管理者の過去問 平成27年4月公表 関係法令（有害業務に係るもの以外のもの） 問27

正解は、4.が誤りです。
「時間外・休日労働に関する労使協定」についての問題です。

1.〇　この労使協定には、時間外・休日労働をさせる必要のある「具体的事由」・「業務の種類」・「労働者の数並びに1日及び1日を超える一定の期間における延長時間」・「休日労働日」を定めなければならないとされています。

2.〇　この労使協定には、「有効期間の定め」をする必要があります。

3.〇　労使協定の内容には、「厚生労働大臣が定める時間外労働の限度基準」に適合したものとなるようにしなければなりません。

4.×　設問の通り、満18歳未満の者については「休日労働」はさせることはできません。
同時に「時間外労働」もさせることはできません。

5.〇　この労使協定で、「妊娠中又は産後1年を経過しない女性」が請求したときには、時間外・休日労働をさせることはできないとされています。
ただし、監督又は管理の地位にある者等労働時間等に関する規定の適用除外者を除くことになっています。

関係法令の労働基準法からの問題です。
　労基法60条1項により、満18歳未満の年少者については、原則として時間外、休日労働の適用が禁止されています。
よって、４が正解です。

1.○

2.○

3.○

4.×
満18歳未満の年少者については原則として時間外、休日労働の適用が禁止されています。（労基法第60条第1項）

5.○

よって正解は4です。