第一種衛生管理者の過去問
平成27年4月公表
労働衛生(有害業務に係るもの以外のもの) 問28
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問題
第一種 衛生管理者試験 平成27年4月公表 労働衛生(有害業務に係るもの以外のもの) 問28 (訂正依頼・報告はこちら)
厚生労働省の「 VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン 」に基づく措置に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- ディスプレイは、おおむね40cm以上の視距離が確保できるようにし、画面の上端が、眼と同じ高さか、やや下になるようにする。
- ディスプレイ画面上における照度は、500ルクス以下になるようにする。
- 書類上及びキーボード上における照度は、300ルクス以下になるようにする。
- 単純入力型及び拘束型に該当するVDT作業については、一連続作業時間が1時間を超えないようにし、次の連続作業までの間に10~15分の作業休止時間を設け、かつ、一連続作業時間内において1~2回程度の小休止を設けるようにする。
- VDT作業健康診断は、一般健康診断を実施する際に、併せて実施してもよい。
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この過去問の解説 (4件)
01
「 VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン 」からの出題です。
1.〇 「40cm以上」は正しい数値です。
2.〇 「500ルクス以下」は正しい数値です。
3.× 300ルクス「以下」ではなくて、「以上」です。
4.〇 「10~15分の作業休止時間」等はそれぞれ正しい数値です。
5.〇 VDT作業健康診断は、一般健康診断と同時に実施してもよいことになっています。
類似の健康診断は一度に実施した方が会社としても都合がいいと覚えておきましょう。
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02
3の書類上及びキーボード上における照度は、300ルクス以上とすることと、ガイドラインにあります。問題では、300ルクス以下とあるので、誤りです。
よって、3が正解です。
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03
文中の「300ルクス以下」が誤りで正しくは「300ルクス以上」です。
他の選択肢、1、2、4、5については文のとおりで正しいです。
補足事項として、VDT作業健診は眼疲労を中心とする「自覚症状の有無の検査」及び視力、調節機能等の「眼科学的検査」、「筋骨格系の検査」となっています。
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04
2.○
3.×
300ルクス「以下」ではなく、300ルクス「以上」となるようにすることが必要です。
4.○
5.○
よって正解は3です。
作業内容と産業疲労の症例として比較的よく出題されるのはVDT作業です。
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