第一種衛生管理者の過去問
平成27年4月公表
労働生理 問40
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問題
第一種 衛生管理者試験 平成27年4月公表 労働生理 問40 (訂正依頼・報告はこちら)
血液に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 血液は、血漿と有形成分から成り、有形成分は赤血球、白血球及び血小板から成る。
- 赤血球の寿命は約120日であり、白血球に比べて長い。
- 血小板は、核を持たない不定形の細胞で、血液凝固作用に関与している。
- 血液の容積に対する血小板の相対的容積をへマトクリットという。
- 血液の凝固は、血漿中のフィブリノーゲン ( 線維素原 ) がフィブリン ( 線維素 ) に変化する現象である。
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この過去問の解説 (4件)
01
1.〇 血液は「血漿」と「有形成分」から成っていて、有形成分は赤血球・白血球・血小板から成っています。
2.〇 赤血球の寿命は約120日で、白血球よりも長いです。
3.〇 「血小板」は、核を持たない不定形細胞です。
また血液凝固作用に関与しています。
4.× 「血小板」ではなく、「赤血球」です。
5.〇 血液凝固は、血漿中のフィブリノーゲンがフィブリンに変化する現象です。
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02
ここで大事なのは、
・赤血球の寿命は120日。白血球は約2~3日程度
・赤血球は男女で差があることを覚えておく 1ⅿ㎥で男性約500万個、女性約450万個。
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03
4は、血液の容積に対する有形成分の割合(赤血球の相対割合)をヘマトクリットといい、男性が45%、女性が40%です。血小板の割合では無いため、誤りです。
よって、正解は4です。
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04
2:○
3:○
4:×
5:○
ヘマトクリットとは、血液中に占める赤血球の容積の割合のことです。
よって、4が誤った選択肢です。
その他は説明文の通りです。
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