第一種衛生管理者の過去問
平成27年4月公表
労働生理 問41

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問題

第一種 衛生管理者試験 平成27年4月公表 労働生理 問41 (訂正依頼・報告はこちら)

視覚に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 眼は、周りの明るさによって瞳孔の大きさが変化して眼に入る光量が調節され、暗い場合には瞳孔が広がる。
  • 眼は、硝子体の厚さを変えることにより焦点距離を調節して網膜の上に像を結ぶようにしている。
  • 角膜が歪んでいたり、表面に凹凸があるために、眼軸などに異常がなくても、物体の像が網膜上に正しく結ばないものを乱視という。
  • 網膜には、明るい所で働き色を感じる錐状体と、暗い所で働き弱い光を感じる杆状体の2種類の視細胞がある。
  • 明るい所から急に暗い所に入ると、初めは見えにくいが暗順応によって徐々に見えるようになる。

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この過去問の解説 (4件)

01

労働生理の感覚器系からの問題です。
 厚さを変えることにより焦点距離を調節しているのは水晶体です。硝子体ではありません。
よって、2が正解です。
 錐状体は約700万で色を感知し、杆状体は約1億で明暗を感知します。
 近視は眼球の長軸が長く、網膜の前方で像を結びます。
 遠視は眼球の長軸が短く、網膜の後方で像を結びます。

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02

正解は、2.が誤りです。

1.〇 眼は明るさによって瞳孔の大きさが変化し、眼に入る光量が調節されて、暗い場合には瞳孔が広がります。

2.× 「硝子体」ではなく、「水晶体」です。

3.〇 「乱視」に対する正しい設問です。

4.〇 網膜には、明るい所で働き、色を感じる「錐状体」、そして暗い所で働き、弱い光を感じる「杆状体」の2種類の視細胞があります。

5.〇 明るい所から急に暗い所に入ると、初めは見えにくいですが、「暗順応」によって徐々に見えるようになります。

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03

この問題は目の絵を見ながら学習すると良いです。

硝子体が厚くはなりません。硝子体は眼球の形を保っているだけで、水晶体が「遠近の調節」を行います。
近くを見る時は水晶体は厚くなり、遠くを見る時は薄くなります。

従って答えは2です。

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04

1:○
2:×
3:○
4:○
5:○

厚さを変えて焦点距離を調節する働きをするものは水晶体です。硝子体ではありません。
よって、2が誤った選択肢です。
その他は説明文の通りです。

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