第一種衛生管理者の過去問
平成28年4月公表
関係法令(有害業務に係るもの) 問8

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問題

第一種 衛生管理者試験 平成28年4月公表 関係法令(有害業務に係るもの) 問8 (訂正依頼・報告はこちら)

酸素欠乏症等防止規則に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  • 第一種酸素欠乏危険作業を行う作業場については、その日の作業を開始する前に、空気中の酸素及びニ酸化炭素の濃度を測定しなければならない。
  • 第二種酸素欠乏危険作業を行う作業場については、その日の作業を開始する前に、空気中の酸素及び亜硫酸ガスの濃度を測定しなければならない。
  • 酸素欠乏とは、空気中の酸素の濃度が18%未満である状態をいう。
  • 酸素欠乏危険作業を行う場所の換気を行うときは、純酸素又は新鮮な外気を使用しなければならない。
  • 爆発、酸化等を防止するため、酸素欠乏危険作業を行う場所の換気を行うことができない場合には、.送気マスク又は防毒マスクを備え、労働者に使用させなければならない。

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この過去問の解説 (3件)

01

1)2)第1種酸素欠乏危険作業を行う作業場では、酸素の濃度(二酸化炭素濃度は必要ない)を、第2種酸素欠乏危険作業の作業場においては酸素濃度と硫化水素の濃度測定(亜硫酸ガス濃度ではない)が必要です。
3)設問の通りです。
4)酸素欠乏危険作業を行う作業場では、火気による火傷の危険を伴うため、純酸素を使用してはなりません。
5)酸素欠乏危険作業の作業場に労働者を従事させるときは、その数以上の空気呼吸器、酸素呼吸器または送気マスクを備えます。防毒マスクは必ずしも必要ありません。

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02

1、不正解です。第一種酸素欠乏危険作業を行う作業場については、その日の作業を開始する前に、空気中の酸素の濃度を測定をする必要があります。二酸化炭素は測定の必要がありませんので、不正解です。なお、第一種酸素欠乏危険作業とは、酸素欠乏症になるおそれはありますが、硫化水素中毒になるおそれはない場所での作業を言います。

2、不正解です。第二種酸素欠乏危険作業を行う作業場については、その日の作業を開始する前に、空気中の酸素及び硫化水素の濃度を測定する必要があります。亜硫酸ガス濃度は測定する必要がありませんので、不正解です。なお、第二種酸素欠乏危険作業とは、酸素欠乏症になるおそれがあり、さらに硫化水素中毒になるおそれがある場所での作業を言います。


3、正解です。酸素欠乏とは、空気中の酸素の濃度が18%未満である状態を言います。酸素濃度が18%未満になると生命の維持が困難となります。

4、不正解です。酸素欠乏危険作業を行う場所の換気を行うときは、新鮮な外気を使用する必要があります。純酸素は使用してはならないとされていますので、不正解です。

5、不正解です。爆発、酸化等を防止するため、酸素欠乏危険作業を行う場所の換気を行うことができない場合には、.送気マスクを備え、労働者に使用させる必要があります。防毒マスクは使用させる義務はないので、不正解です。

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03

1:×
正しくは「第一種酸素欠乏危険作業を行う作業場については、その日の作業を開始する前に、空気中の酸素濃度を測定しなければならない。」です。
二酸化炭素の濃度測定は不要です。
よって、誤った選択肢です。

2:×
正しくは「第二種酸素欠乏危険作業を行う作業場については、その日の作業を開始する前に、空気中の酸素及び硫化水素の濃度を測定しなければならない。」です。
亜硫酸ガスではありません。
よって、誤った選択肢です。

3:○
正しい選択肢です。
説明文の通りです。

4:×
正しくは「酸素欠乏危険作業を行う場所の換気を行うときは、純酸素を使用してはならない。」です。使用できるのは外気です。
よって、誤った選択肢です。

5:×
正しくは「爆発、酸化等を防止するため、酸素欠乏危険作業を行う場所の換気を行うことができない場合には、空気呼吸器、酸素呼吸器又は送気マスクを備え、労働者に使用させなければならない。」です。
防毒マスクは関係ありません。
よって、誤った選択肢です。

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