第一種衛生管理者の過去問
平成28年4月公表
労働生理 問42

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問題

第一種 衛生管理者試験 平成28年4月公表 労働生理 問42 (訂正依頼・報告はこちら)

ホルモン、その内分泌器官及びそのはたらきの組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。
  • コルチゾール ------- 副腎皮質 ----- 血糖量の増加
  • アルドステロン ----- 副腎皮質 ----- 体液中の塩類バランスの調節
  • メラトニン --------- 副甲状腺 ----- 体液中のカルシウムバランスの調節
  • インスリン --------- 膵臓 --------- 血糖量の減少
  • グルカゴン --------- 膵臓 --------- 血糖量の増加

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この過去問の解説 (4件)

01

3)メラトニンは、松果体から分泌され、覚醒と睡眠を切り替えて、自然な眠りを誘う作用があります。

主なホルモンの内分泌器官名と作用は、以下の通りです。

○コルチゾール:副腎皮質:血糖量の増加
○アルドステロン:副腎皮質:体液中の塩類バランスの調節
○アドレナリン:副腎髄質:心拍出量の増加・血糖上昇
○パラソルモン:副甲状腺:体液中のカルシウムバランスの調節
○インスリン:膵臓:血糖量の減少
○グルカゴン:膵臓:血糖量の増加
○メラトニン:松果体:覚醒と睡眠を切り替えて、自然な眠りを誘う作用

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02

正解は(3)です。

1 ○:正しい記述です。
2 ○:正しい記述です。
3 ×:メラトニンは睡眠に作用し、睡眠と覚醒のリズム=「サーカディアンリズム」を調整する働きを持ちます。
4 ○:血糖値を下げるホルモンは「インスリン」です。
5 ○:血糖値を上げるホルモンは「アドレナリン」「コルチゾール」「グルカゴン」「成長ホルモン」の4種類を覚えておきましょう。

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03

正解 3

1 コルチゾール・・・・副腎皮質で分泌⇒血糖量の増加

2 アルドステロン・・・副腎皮質で分泌⇒体液中の塩類調節

3 メラトニン・・・・・・松果体で分泌⇒覚醒と睡眠の切替をして、ゆったりとした眠りに導く作用をします。別名は、睡眠ホルモンとも呼ばれています。本肢が誤りです。

4 インスリン・・・・・・膵臓で分泌⇒血糖量の減少

5 グルカゴン・・・・膵臓で分泌⇒血糖量の増加

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04

誤っているものは3です。
正しい組み合わせは

メラトニン---松果体---生体のリズム調節

または

パラトルモン(上皮小体ホルモン)---副甲状腺---体液中のカルシウムバランスの調整

です。

他の選択肢1,2,4,5は正しい組み合わせです。

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