第一種衛生管理者の過去問
平成28年10月公表
労働衛生(有害業務に係るもの以外のもの) 問32
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
第一種 衛生管理者試験 平成28年10月公表 労働衛生(有害業務に係るもの以外のもの) 問32 (訂正依頼・報告はこちら)
熱傷の救急処置などに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 熱傷は、Ⅰ〜Ⅲ度に分類され、I度は水疱ができる程度のもので、強い痛みと灼熱感を伴う。
- 衣類を脱がすときは、熱傷面に付着している衣類は残して、その周囲の部分だけを切りとる。
- 水疱ができたときは、周囲に広がらないように破って清潔なガーゼや布で軽く覆う。
- 化学薬品がかかった場合は、直ちに中和剤により中和した後、水で洗浄する。
- 高湿のアスファルトやタールが皮膚に付着した場合は、水をかけて冷やしたりせず、早急に皮膚から取り除く。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
正解は2です。衣類を無理に脱がすと皮膚が剥がれる可能性があり危険です。
1 . 水疱ができる程度の物はⅡ度です。
3 . 水疱ができても、周囲に広がらないので無理に破る必要はありません。
4 . 化学薬品がかかった場合は、直ちに水で洗浄する必要があります。中和は行いません。
5 . 高湿のアスファルトやタールが皮膚に付着した場合は、水をかけて冷やしておく必要があります。無理に取り除くと皮膚が剥がれて危険です。
参考になった数95
この解説の修正を提案する
02
1 .×
水泡ができるものはⅡ度になります。
Ⅰ度は痛みがあり皮膚が発赤した状態です。
Ⅲ度は皮膚への損傷が重く痛みはありませんが、皮膚が壊死し黒色や白色が認められます。
2 .○
記述の通りです。
3 .×
破ってが誤りになります。
4 .×
中和剤を使用すると熱の発生が伴い危険な場合があるので誤りです。
5 .×
皮膚から取り除いたりせず、水をかけて冷やしたりするので誤りです。
参考になった数36
この解説の修正を提案する
03
熱傷はその症状に応じてI~III度に分類されますが、水疱ができる程度の熱傷はII度に分類されます。
よって、誤った選択肢です。
2:○
説明文の通りです。
正しい選択肢です。
3:×
水疱ができたときは、できるだけ破らないようにして処置します。
よって、誤った選択肢です。
4:×
化学薬品がかかった場合は、中和より先に、直ちに水で洗浄します。
よって、誤った選択肢です。
5:×
高湿のアスファルトやタールが皮膚に付着した場合は、皮膚から取り除かずに流水で十分に冷やします。
誤った選択肢です。
参考になった数20
この解説の修正を提案する
前の問題(問31)へ
平成28年10月公表問題一覧
次の問題(問33)へ