第一種衛生管理者の過去問
平成29年4月公表
労働生理 問43

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問題

第一種 衛生管理者試験 平成29年4月公表 労働生理 問43 (訂正依頼・報告はこちら)

ストレスに関する次のAからDまでの記述について、誤っているものの組合せは( 1 )〜( 5 )のうちどれか。

A  外部環境からの刺激(ストレッサー)は、その形態や程度にかかわらず、自律神経系と内分泌系を介して、心身の活動を抑圧する。
B  ストレス反応には、ノルアドレナリン、アドレナリンなどのカテコールアミンや副腎皮質ホルモンが深く関与している。
C  ストレス反応には、個人差がほとんどない。
D  ストレスにより、自律神経系と内分泌系のバランスが崩れ、精神神経科的疾患、内科的疾患などを招く場合がある。
  • A、B
  • A、C
  • B、C
  • B、D
  • C、D

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この過去問の解説 (4件)

01

正解:2、AとCが誤り。

A、誤り、その形態や程度にかかわらずとありますが、適度なストレスは必要です。これが行き過ぎた場合に、様々な影響を及ぼします。

B、正しい、記述のとおり。

C、誤り、ストレス反応には、個人差がほとんどないことはなく、逆に個人差は大きいので誤りとなります。

D、正しい、記述のとおり。具体的には、睡眠障害や高血圧症、狭心症や胃潰瘍、十二指腸潰瘍などがあげられます。

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02

正解:2(A、C)

A.誤
 ストレッサーは抑圧だけでなく、その人にとって適度な形態や程度の場合は、心身の活動を活発化させることもあります。(壁や障害があることで、やる気が増すイメージ)

B.正
 記述のとおりです。

C.誤
 日常的に経験があることかと思いますが、ストレス反応は同じ内容でも個人によって、大きく差があります。

D.正
 記述のとおり、近年増加している疾患です。

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03

正解 2

A ストレッサーは、心身の活動を活発にしたり、抑圧したり、更に適度のストレスは精神や身体を活性化(亢進)させることがあります。誤りです。

B 副腎皮質ホルモンとの係わりが深いです。

C ストレス反応には、個人差が大きくあります。
本問は、誤りとなります。

D バランスの崩壊が疾患を招きます。正しい文です。

以上からして、A、Cの組み合わせが正解となります。

参考になった数24

04

正解2

A. ×
誤りです。 外部環境からの刺激すなわちストレッサーがかかると、自律神経系や内分泌系を介して心身の活動は活性化したり、抑圧されたりします。例えば、大人数の前でのプレゼンテーションをストレッサーとして考えると、人は緊張して、心拍は上昇します。つまり身体は活性化する方向へと働きます。一方、ストレスがかかりすぎると、逆に体は自身を守ろうとして心身の活動を抑制することがあります。

B. ◯
正しい記述です。ストレス反応には、ノルアドレナリン、アドレナリンなどのカテコールアミンや副腎皮質ホルモンが深く関与しています。

C. ×
誤りです。ストレス反応は個人差が大きいです。

D. ◯
正しい記述です。ストレスにより自律神経系と内分泌系のバランスが崩れ、精神神経科的疾患、内科的疾患などを招く場合があります。

以上から、誤りはAとCなので選択肢2が正解となります。

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