第一種衛生管理者の過去問
平成29年10月公表
労働衛生(有害業務に係るもの) 問12
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問題
第一種 衛生管理者試験 平成29年10月公表 労働衛生(有害業務に係るもの) 問12 (訂正依頼・報告はこちら)
化学物質等による疾病のリスクの低減措置を検討する場合、次のアからエの対策について、優先度の高い順に並べたものは、( 1 )〜( 5 )のうちどれか。
ア 作業手順の改善、立入禁止等の管理的対策
イ 危険性又は有害性のより低い物質への代替
ウ 化学物質等に係る機械設備等の密閉化、局所排気装置の設置等の衛生工学的対策
工 化学物質等の有害性に応じた有効な保護具の使用
ア 作業手順の改善、立入禁止等の管理的対策
イ 危険性又は有害性のより低い物質への代替
ウ 化学物質等に係る機械設備等の密閉化、局所排気装置の設置等の衛生工学的対策
工 化学物質等の有害性に応じた有効な保護具の使用
- ア ― イ ― ウ ― エ
- ア ― イ ― エ ― ウ
- イ ― ア ― ウ ― エ
- イ ― ウ ― ア ― エ
- エ ― ア ― イ ― ウ
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この過去問の解説 (3件)
01
リスクアセスメントの根本的な事項です。ア~エの内容は、リスク回避は事後対策ではなく先取りの安全衛生管理をするこに核心があることを述べています。
そのことを意識しますと、何だか素直に回答が出てきます。
危険有害源を取り除く趣旨から、
イ 危険性、有害性の低い物質への代替が最初にきます。
ウ 次に設備等で封排気する衛生工学的対策が次に出てきます。
ア 人の手による管理的対策となります。
エ 保護具の使用が最後になります。
以上から正解肢は4となります。
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02
①まずは化学物質そのものの有害性を低くする検討でイ
②次に設備的対応の検討でウ
③次に運用での対応検討でア
④最後に保護具でのリスク低減でエ
となります。
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03
これに関しては厚生労働省から出されてる「化学物質等による危険性又は有害性等の調査等に関する指針」が参考になります。同指針の10に「リスク低減措置の検討及び実施」について書いてあります。
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