第一種衛生管理者の過去問
平成30年4月公表
労働衛生(有害業務に係るもの) 問17
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問題
第一種 衛生管理者試験 平成30年4月公表 労働衛生(有害業務に係るもの) 問17 (訂正依頼・報告はこちら)
化学物質による健康障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 一酸化炭素による中毒では、ヘモグロビン合成の障害による貧血、溶血などがみられる。
- シアン化水素による中毒では、細胞内での酸素利用の障害による呼吸困難、痙攣などがみられる。
- 硫化水素による中毒では、意識消失、呼吸麻痺などがみられる。
- 二酸化硫黄による慢性中毒では、慢性気管支炎、歯牙酸蝕症などがみられる。
- 弗化水素による慢性中毒では、骨の硬化、斑状歯などがみられる。
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この過去問の解説 (3件)
01
1 .×
一酸化炭素中毒では酸素よりも非常に結びつきやすい一酸化炭素が、ヘモグロビンと結合します。
症状としては風邪に似ており、頭痛、めまい、重症化すると意識消失を起こし死に至る事もあります。
溶血とは赤血球からヘモグロビンが流出する事をいいます。
2 .○
記述の通りです。
3 .○
記述の通りです。
4 .○
記述の通りです。
5 .○
記述の通りです。
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02
1.誤
ヘモグロビン合成の障害による貧血、溶血は一酸化炭素ではなく、鉛中毒によって起こります。
2.正
シアン化物イオンが細胞呼吸を妨げ、体の組織は酸素が使えなくなります。
3.正
設問のとおりです。
4.正
設問のとおりです。
5.正
設問の通りです。
参考になった数68
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03
1→誤り
一酸化炭素による中毒では頭痛、吐き気、めまい等の症状が見られます。重度であれば意識障害や痙攣に陥り、死に至る場合もあります。
ヘモグロビン合成の障害による貧血、溶血は鉛中毒による症状なので誤りです。
2→正解
記載の通りです。
3→正解
記載の通りです。
4→正解
記載の通りです。
5→正解
記載の通りです。
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