第一種衛生管理者の過去問
平成30年4月公表
労働衛生(有害業務に係るもの) 問20
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問題
第一種 衛生管理者試験 平成30年4月公表 労働衛生(有害業務に係るもの) 問20 (訂正依頼・報告はこちら)
呼吸用保護具に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 防じんマスクは作業に適したものを選択し、顔面とマスクの面体の高い密着性が要求される有害性の高い物質を取り扱う作業については、使い捨て式のものを選ぶ。
- 防じんマスクの面体の接顔部に接顔メリヤスを使用すると、マスクと顔面との密着性が良くなる。
- 2種類以上の有害ガスが混在している場合には、そのうち最も毒性の強いガス用の防毒マスクを使用する。
- 防毒マスクの吸収缶が除毒能力を喪失するまでの時間を破過時間という。
- 一酸化炭素用防毒マスクの吸収缶の色は、黄色である。
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この過去問の解説 (3件)
01
1.誤
使い捨て式ではなく取り替え式の防じんマスクを選びます。
2.誤
接顔メリヤスを使用すると密着性が悪くなります。
3.誤
防毒マスクは対象となる有害ガスに応じて正しく選択しなければならないため、有害ガスが混在している場合はそもそも防毒マスクを使用してはなら
ず、送気マスクや空気呼吸器といった別の手段を講じなければなりません。
4.正
破過時間の説明は設問のとおりです。
5.誤
一酸化炭素用の吸収缶の色は赤です。
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02
1 .×
使い捨て式ではなく取替え式のものを選ぶので誤りです。
2 .×
接顔メリヤスを使用すると密着性が悪くなるので誤りです。
3 .×
法令では種類ごとの吸収缶を選定するとなっているので誤りです。
作業環境によってガスの種類や濃度が不明な場合は、送気マスクや給気式呼吸用保護具等を使用します。
4 .○
記述の通りです。
5 .×
一酸化炭素用防毒マスクの吸収缶の色は赤色なので誤りです。
国家検定に含まれていませんが、JISの規格によると黄色は硫化水素用になります。
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03
1.誤
この場合は使い捨て式ではなく取り替え式の防じんマスクを選びます。
2.誤
接顔メリヤスを使用するとマスクと顔面の密着性が悪くなります。
3.誤
多種の有害ガスが混在しているから毒性が強い防毒マスクを選ぶのではなく、有害ガスの種類によって適切な防毒マスクを選びます。
設問の場合は送気マスクや自給式呼吸器等を使用します。
4.正
設問の通りです。
5.誤
一酸化炭素用防毒マスクの色は赤色です。
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