第一種衛生管理者の過去問
平成30年4月公表
労働生理 問39
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問題
第一種 衛生管理者試験 平成30年4月公表 労働生理 問39 (訂正依頼・報告はこちら)
神経系に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 自律神経系は、内臓、血管などの不随意筋に分布している。
- 自律神経である交感神経と副交感神経は、同一器官に分布していても、その作用はほぼ正反対である。
- 大脳皮質は、神経細胞の細胞体が集合した灰白質で、感覚、運動、思考などの作用を支配する中枢である。
- 心臓に対しては、交感神経の亢進は心拍数を増加させ、副交感神経の亢進は心拍数を減少させる。
- 消化管に対しては、交感神経の亢進は運動を促進させ、副交感神経の亢進は運動を抑制させる。
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この過去問の解説 (3件)
01
1.正
設問のとおりです。
自律神経系は内臓や血管等の不随意筋(自分の意志とは関係なく動く筋肉)に分布します。
2.正
交感神経は緊張モードの神経、副交感神経はリラックスモードの神経で、ほぼ正反対の作用をする。
3.正
いわゆる脳の表面のことで、設問のとおりです。
4.正
亢進とは高ぶることを意味し、設問2にもあるとおり、交感神経が亢進すると心拍数が増加(ドキドキドキ)します。
5.誤
消化管に対しては交感神経の亢進は運動(消化・吸収)を抑制し、副交感神経の亢進は運動(消化・吸収)を促進させます。
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02
1 .○
記述の通りです。
2 .○
記述の通りです。
3 .○
記述の通りです。
4 .○
記述の通りです。
5 .×
交感神経の亢進は運動を抑制させ、副交感神経の亢進は運動を促進させるので誤りです。
記述が逆になっています。
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03
1.◯
設問の通りです。
2.◯
設問の通りです。
3.◯
設問の通りです。
4.◯
設問の通りです。
5.×
消化器に関しては交感神経の亢進は運動を減少させ、副交感神経の更新は運動を促進させます。記述は逆となっているので誤りです。
心臓に対しての働きと混ざりやすいので気を付けましょう。
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