第一種衛生管理者の過去問
平成30年10月公表
労働衛生（有害業務に係るもの） 問11
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問題
第一種 衛生管理者試験 平成30年10月公表 労働衛生（有害業務に係るもの） 問11 （訂正依頼・報告はこちら）
厚生労働省の「化学物質等による危険性又は有害性等の調査等に関する指針」において示されている、化学物質等による疾病に係るリスクを見積もる方法として不適切なものは次のうちどれか。
ただし、発生可能性とは、化学物質等により労働者の健康障害を生ずるおそれの程度をいい、重篤度とは、健康障害の程度をいう。
ただし、発生可能性とは、化学物質等により労働者の健康障害を生ずるおそれの程度をいい、重篤度とは、健康障害の程度をいう。
- 発生可能性及び重篤度を相対的に尺度化し、それらを縦軸と横軸とし、あらかじめ発生可能性及び重篤度に応じてリスクが割り付けられた表を使用する方法
- 発生可能性及び重篤度を一定の尺度によりそれぞれ数値化し、それらを加算又は乗算等する方法
- 発生可能性及び重篤度を段階的に分岐していく方法
- 化学物質等への労働者のばく露の程度及び当該化学物質等による有害性を相対的に尺度化し、それらを縦軸と横軸とし、あらかじめばく露の程度及び有害性の程度に応じてリスクが割り付けられた表を使用する方法
- 化学物質等への労働者のばく露濃度を測定し、測定結果を厚生労働省の「作業環境評価基準」に示されている当該化学物質の管理濃度と比較する方法
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この過去問の解説 （3件）
01
２：○
３：○
４：○
５：×
化学物質等への労働者のばく露濃度を測定し、測定結果を厚生労働省の「作業環境評価基準」に示されている当該化学物質と比較する方法で示されているのは、管理濃度ではなく、ばく露限界と比較する方法です。
よって、５が不適切な選択肢となります。
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02
文中の「管理濃度」の部分が誤りで、正しくは「ばく露限界」です。
「化学物質等による危険性又は有害性等の調査に関する指針」の９（１）イ（ア）にあります。
他の選択肢は以下のとおりです。
１．正しいです。
「化学物質等による危険性又は有害性等の調査に関する指針」の９（１）ア（ア）にあります。
２．正しいです。
「化学物質等による危険性又は有害性等の調査に関する指針」の９（１）ア（イ）にあります。
３．正しいです。
「化学物質等による危険性又は有害性等の調査に関する指針」の９（１）ア（ウ）にあります。
４．正しいです。
「化学物質等による危険性又は有害性等の調査に関する指針」の９（１）イ（ウ）にあります。
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03
1．◯
設問の通りです。
2．◯
設問の通りです。
3．◯
設問の通りです。
4．◯
設問の通りです。
5．×
文中の場合は管理濃度と比較するではなく、ばく露限界となります。
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