第一種衛生管理者の過去問
令和2年4月公表
労働衛生(有害業務に係るもの) 問17

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この過去問の解説 (3件)

01

1:×
2:○
3:○
4:○
5:○

誤っている選択肢は1です。
ほとんど無酸素状態の空気を吸入した場合は、即、窒息します。
その状態が約一分程度続くとチェーンストークを起こし、その後呼吸を停止します。
その他は説明文の通りです。

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02

1.正解です。
誤った記述です。通常大気中で酸素は、約21%あります。それ以下になりますと人体に色々な症状が発生します。酸素濃度0%ですと瞬時に死亡します。
(酸欠)以下、酸素濃度と人体への影響です。
18%で頭痛など起こります。
16~14% 脈拍、呼吸数の増加がみられます。
12%で、めまい、吐き気、 筋力低下が起こります。
10%で、意識不明、窒息死が起こります。
8%で、7~8分以内 に死亡します。
6%で、呼吸停止約6分で死亡します。

2.誤りです。
正しい記述です。騒音性難聴は最初に4,000 Hzあるいはその付近の周波数で聴力損失が現れます。
最初、高音域で聞こえなくなる症状です。

3.誤りです。
正しい記述です。問題文の説明のとおりです。

4.誤りです。
正しい記述です。問題文の説明のとおりです。
体温が、35℃以下ですと低体温症になります。

5.誤りです。
正しい記述です。振動障害は、手指や腕にしびれ、冷え、こわばりなどの症状などが現れる事を言います。抹消循環障害、末梢神経障害、運動機能障害などが認められます。毛細血管を収縮させる喫煙なども振動作業をする場合は、控えたほうがよいです。

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03

正解1


ほとんど無酸素状態の空気を吸入すると瞬時に意識を失い、呼吸が停止することがあります。

2◯
騒音性難聴は、騒音にばく露され続けた結果、内耳の有毛細胞が変性し、永久的に聴力が障害を受けてしまう疾患です。

3◯
記載のとおりです。金属熱は、金属の溶融作業などで亜鉛、銅などの金属の酸化物のヒュームを吸入したときに発生します。

4◯
記載のとおりです。低体温症は、低温下の作業で全身が冷やされ、体の中心部の温度が 35°C 程度以下に低下した状態をいいます。

5◯
記載のとおりです。振動障害は、チェーンソー、削岩機などの振動工具によって生じる障害で、末梢神経障害やレイノー現象などの末梢循環障害を認めます。

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