第一種衛生管理者の過去問
令和2年10月公表
労働生理 問35

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問題

第一種 衛生管理者試験 令和2年10月公表 労働生理 問35 (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、正常値に男女による差がないとされているものはどれか。
  • 赤血球数
  • ヘモグロビン量
  • 白血球数
  • 基礎代謝量
  • ヘマトクリット値

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この過去問の解説 (4件)

01

1:×
2:×
3:○
4:×
5:×

白血球数は男女による差がありません。
その他は全て男性の方が多くなっています。
よって、正解は3です。

参考になった数127

02

正解3
男性ホルモンには腎臓で赤血球の分化・増殖を促すエリスロポエチンの産生を促す働きがあります。ですので、男性では赤血球数やヘモグロビン(赤血球中に含まれるタンパク質)、ヘマトクリット(全血液中の赤血球の容積率)が高くなります。

また、基礎代謝量も年齢や性別によって差があります。年を取るほど基礎代謝量は低下します。また、一般的には男性に比べて女性のほうが基礎代謝量が低くなります。

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03

正解は、3 です。

白血球数は、男女による差はないです。
ヘマトクリット値(全血液の容積に対する赤血球の容積の割合)は、男性で45%、女性で40%となっています。赤血球数やヘモグロビン量もこれに準じます。基礎代謝量も、一般に男性の方が大きいです。

参考になった数40

04

【解説】

 白血球数は、男女による差がありません。

 その他は説明文のとおりです。

 中学校の理科の「生物の体のつくりとはたらき」や、高校の生物基礎や生物の教科書や副教材にも記載されている内容です。

 中学・高校の教科書等をお持ちの方は、目を通しておいた方がよいです。

 ※出版社によって、記載表現が異なったり、記載されていないこともあります。

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