第一種衛生管理者の過去問
令和3年4月公表
関係法令(有害業務に係るもの以外のもの) 問25

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問題

第一種 衛生管理者試験 令和3年4月公表 関係法令(有害業務に係るもの以外のもの) 問25 (訂正依頼・報告はこちら)

ある屋内作業場の床面から4mをこえない部分の容積が150m3であり、かつ、このうちの設備の占める分の容積が55m3であるとき、法令上、常時就業させることのできる最大の労働者数は次のうちどれか。
  • 4人
  • 9人
  • 10人
  • 15人
  • 19人

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この過去問の解説 (3件)

01

【解説】

 事務所衛生基準規則で気積は1/10㎥以上(床面から4mを超える場合を除く。)と定められており、容積から設備の占める部分は除いて算出します。

150㎥から設備の容積55㎥を除いた95㎥を10で割ると9.5となります。

 よって、2.が正解となります。

参考になった数150

02

正解は(2)です。

労働安全衛生規則 600条に

「事業者は、労働者を常時就業させる屋内作業場の気積を、設備の占める容積及び床面から四メートルをこえる高さにある空間を除き、労働者一人について、十立方メートル以上としなければならない。」と定められています。

150 - 55 = 95

95/10 = 9.5 で9人が計算式です。

150㎥の内 55㎥が設備の容積なので実質の気積は95㎥ これは9.5人分と言う計算です。

参考になった数59

03

「気積」に関する問題です。

 

労働安全衛生規則第600条の法文を参考に計算できるかどうかが鍵となります。

労働安全衛生規則第600条には以下のことが書かれています。

「事業者は労働者を常時終業させる屋内作業場の気積を、

設備の占める容積及び床面から4mを超える高さにある空間を除き、

労働者1人について10㎥以上としなければならない。」

 

問題文より

4mを超えない部分の容積(150㎥)―設備の占める容積(55㎥)=95㎥

労働者1人について10㎥以上なので

95㎥÷10㎥=9.5 9人

答えは9人です。

 

では、選択肢をみていきましょう。

選択肢1. 4人

誤りです。

冒頭を参照ください。

選択肢2. 9人

正しいです。

冒頭を参照ください。

選択肢3. 10人

誤りです。

冒頭を参照ください。

選択肢4. 15人

誤りです。

冒頭を参照ください。

選択肢5. 19人

誤りです。

冒頭を参照ください。

参考になった数11