第一種衛生管理者の過去問
令和4年10月公表
労働衛生(有害業務に係るもの) 問3
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問題
第一種 衛生管理者試験 令和4年10月公表 労働衛生(有害業務に係るもの) 問3 (訂正依頼・報告はこちら)
粉じん(ヒュームを含む。)による健康障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- じん肺は、粉じんを吸入することによって肺に生じた炎症性病変を主体とする疾病で、その種類には、けい肺、間質性肺炎、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などがある。
- じん肺は、肺結核のほか、続発性気管支炎、続発性気胸、原発性肺がんなどを合併することがある。
- アルミニウムやその化合物によってじん肺を起こすことがある。
- 溶接工肺は、溶接の際に発生する酸化鉄ヒュームのばく露によって発症するじん肺である。
- 炭素を含む粉じんは、じん肺を起こすことがある。
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この過去問の解説 (3件)
01
労働衛生の有害化学物質と職業性疾病における、粉じんによる健康障害に関する問題です。
じん肺は、粉じんを吸入することによって肺に生じた線維増殖性変化を主体とする疾病です。
よって、誤った選択肢です。
説明文の通りです。
正しい選択肢です。
説明文の通りです。
正しい選択肢です。
説明文の通りです。
正しい選択肢です。
説明文の通りです。
正しい選択肢です。
粉じんによる健康障害に関する問題は、健康障害の名称と症状、原因となる物資などを押さえておきましょう。
覚える内容はそう多くないので、確実に記憶して得点源にしましょう。
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02
粉じんによる健康障害に関する問題です。
これは誤りの選択肢になります。
正しくは炎症性病変ではなく、線維増殖性変化です。
肺結核腫などが炎症性病変に該当しますが、じん肺は線維増殖性変化に該当します。
これは正しい選択肢になります。
肺だけでなく、気管支にも症状が見られます。
これは正しい選択肢になります。
アルミニウムによるじん肺をアルミニウム肺といいます。
これは正しい選択肢になります。
酸化鉄ヒュームは粒子が非常に小さいため、容易に肺内に入り込み、
炎症などを引き起こします。
これは正しい選択肢になります。
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03
粉じんによる健康障害に関する問題です。試験では頻出項目といえます。
じん肺とは、粉じんを吸入することにより線維増殖性変化が肺に生じる疾病です。
じん肺には、石綿肺・けい肺・アルミニウム肺や溶接工肺などがあります。
じん肺とは、粉じんを吸入することにより線維増殖性変化が肺に生じる疾病のことをいいます。
よって、本選択肢は誤りです。
じん肺は、肺結核のほか、続発性気管支炎、続発性気胸、原発性肺がんなどを合併することがあります。
よって、本選択肢の内容は正しいです。
アルミニウムやその化合物によってじん肺を起こすことがあります。
アルミニウム肺などが一例です。
よって、本選択肢の内容は正しいです。
溶接工肺は、溶接の際に発生する酸化鉄ヒュームのばく露によって発症するじん肺です。
よって、本選択肢の内容は正しいです。
炭素を含む粉じんは、じん肺を起こすことがあります。炭素肺といいます。
よって、本選択肢の内容は正しいです。
じん肺の定義、種類については頻出問題です。本設問に問われている内容は確実に押さえましょう。また、じん肺健康診断についても頻出です。じん肺健診の種類、対象者、頻度を正確に押さえましょう。
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