第一種衛生管理者の過去問 令和4年10月公表 労働衛生(有害業務に係るもの) 問9
この過去問の解説 (3件)
局所排気装置の仕様に関する問題です。
ダクトの圧力損失は、断面積を大きくするほど減少します。
よって、誤った選択肢です。
フード開口部の周囲にフランジがあると気流の整流作用が増すため、フランジがないときに比べて排風量を小さくすることができるため、効率良く吸引することができます。
よって、正しい選択肢です。
ドラフトチェンバ型フードは、作業面を除いた周りが覆われているものです。
作業面は開口していますが、発散源がフードに囲い込まれているので、囲い式フードに分類されます。
よって、誤った選択肢です。
スロット型フードは、作業面を除き周りが覆われているものではありません。外付け式フードに分類されます。
よって、誤った選択肢です。
空気清浄装置を付設する局所排気装置を設置する場合、排風機は、一般に、空気清浄装置と排気ダクトの間に設けます。
よって、誤った選択肢です。
局所排気装置の種類や仕様に関する問題はよく出題されます。
出題パターンは多くありませんので、確実に覚えておけば得点源になります。
各種局所排気装置の特徴を問う問題ですが、
聞かれるポイントは決まっています。
過去問を解きながら覚えていきましょう。
この選択肢は誤りの選択肢になります。
正しくは断面積を大きくすると圧力損失は減少します。
これは正しい選択肢になります。
掃除機の先端に付ける細いアタッチメントを想像してください。
吸い込める範囲は狭くなりますが、より強い力で吸い込むことができます。
これは誤りの選択肢になります。
ドラフトチェンバー型フードは囲い式フードに分類されます。
他にも、グローブボックス型、カバー型、建築ブース型が囲い式フードに分類されます。
これは誤りの選択肢になります。
スロット型フードは外付け式フードに分類されます。
さらに外付け式フードは
①側方吸引型
②下方吸引型
③上方吸引型
に分類されます。
今回のスロット型フードは外付け式フードの側方吸引型に分類されます。
これは誤りの選択肢になります。
排風機は空気清浄装置の後に設置しなければなりません。
空気清浄装置より前に設置してしまうと、汚染された空気が排風機に渡ってしまい、故障の原因となります。
各種局所排気装置の特徴を問う問題です。試験では頻出項目となります。
ダクトの断面積を大きくするほど、圧力装置は減少します。
よって本選択肢の内容は誤りです。
なお、ダクトの長さと圧力損失は反比例の関係にあります。
フード開口部の周囲にフランジがあると、フランジがないときに比べ、効率良く吸引することができます。
よって本選択肢の内容は正しいです。
ドラフトチェンバ型フードは、発生源がフードで囲まれていますので、囲い式フードに分類されます。
よって本選択肢の内容は誤りです。
スロット型フードは、発生源の外側にフードを取り付けるもののため、外付け式フードに分類されます。
よって本選択肢の内容は誤りです。
空気清浄装置できれいになった空気を排風機で外に出すため、間ではありません。
よって本選択肢の内容は誤りです。
本選択肢の内容はどれも重要なものです。正確に覚えましょう。
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