第一種衛生管理者の過去問
令和4年10月公表
関係法令（有害業務に係るもの以外のもの） 問1
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問題
第一種 衛生管理者試験 令和4年10月公表 関係法令（有害業務に係るもの以外のもの） 問1 （訂正依頼・報告はこちら）
総括安全衛生管理者に関する次の記述のうち、法令上、誤っているものはどれか。
- 総括安全衛生管理者は、事業場においてその事業の実施を統括管理する者又はこれに準ずる者を充てなければならない。
- 都道府県労働局長は、労働災害を防止するため必要があると認めるときは、総括安全衛生管理者の業務の執行について事業者に勧告することができる。
- 総括安全衛生管理者は、選任すべき事由が発生した日から14日以内に選任しなければならない。
- 総括安全衛生管理者を選任したときは、遅滞なく、選任報告書を、所轄労働基準監督署長に提出しなければならない。
- 危険性又は有害性等の調査及びその結果に基づき講ずる措置に関することは、総括安全衛生管理者が統括管理する業務のうちの一つである。
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この過去問の解説 （3件）
01
総括安全衛生管理者に関する法令等についての問題です。
総括安全衛生管理者は、事業場において事業の実施について実質的に統括管理する権限及び責任を有する者を充てる必要があります。これに準ずる者ではいけません。
よって、誤った選択肢です。
説明文の通りです。
説明文の通りです。
説明文の通りです。
説明文の通りです。
法令等からの問題は正確に答える必要があります。
衛生管理者等の仕組みにおいて、法令を違反することは許されませんので、あいまいな知識ではなく確実に暗記しておくようにしましょう。
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02
総括安全衛生管理者に関する問題です。試験では頻出項目となります。
総括安全衛生管理者は、事業場においてその事業の実施を統括管理する者でなくてはなりません。準ずるものでもよいとしている点、本選択肢の内容は誤りです。
なお、特段の資格、免許や経験は必要とされていません。
都道府県労働局長は、労働災害を防止するため必要があると認めるときは、総括安全衛生管理者の業務の執行について事業者に勧告することができます。
よって本選択肢の内容は正しいです。
総括安全衛生管理者は、選任すべき事由が発生した日から14日以内に選任しなければなりません。
よって本選択肢の内容は正しいです。
この点は、安全管理者、衛生管理者、産業医も同じです。
総括安全衛生管理者を選任したときは、遅滞なく、選任報告書を、所轄労働基準監督署長に提出しなければなりません。
よって本選択肢の内容は正しいです。
この点は、安全管理者、衛生管理者、産業医も同じです。
危険性又は有害性等の調査及びその結果に基づき講ずる措置に関することは、総括安全衛生管理者が統括管理する業務のうちの一つです。
よって本選択肢の内容は正しいです。
他には、安全又は衛生のための教育の実施などもあります。
総括安全衛生管理者に関する基本的な問題です。すべて正確に覚えましょう。
あわせて、選任が必要となる規模も押さえておきましょう。
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03
総括安全衛生管理者についての問題です。
これは誤りの選択肢となります。
総括安全衛生管理者は、事業場において、
その事業を統括管理する者を充てなければなりません。
準するものは総括安全衛生管理者にはなれません。
これは正しい選択肢となります。
事業者への勧告は、都道府県労働局長の職務の一部です。
これは正しい選択肢となります。
「遅滞なく」や「30日以内」ではありませんので注意してください。
これは正しい選択肢となります。
「14日以内」や「30日以内」ではありませんので注意してください。
これは正しい選択肢となります。
なお、この問題では問われていませんが、総括安全衛生管理者が欠席している場合は、代理人の選任も必要になりますので覚えておきましょう。
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