第一種衛生管理者の過去問
令和4年10月公表
労働生理 問6
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問題
第一種 衛生管理者試験 令和4年10月公表 労働生理 問6 (訂正依頼・報告はこちら)
耳とその機能に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 耳は、聴覚と平衡感覚をつかさどる器官で、外耳、中耳及び内耳の三つの部位に分けられる。
- 耳介で集められた音は、鼓膜を振動させ、その振動は耳小骨によって増幅され、内耳に伝えられる。
- 内耳は、前庭、半規管及び蝸(か)牛(うずまき管)の三つの部位からなり、前庭と半規管が平衡感覚、蝸(か)牛が聴覚をそれぞれ分担している。
- 半規管は、体の傾きの方向や大きさを感じ、前庭は、体の回転の方向や速度を感じる。
- 鼓室は、耳管によって咽頭に通じており、その内圧は外気圧と等しく保たれている。
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この過去問の解説 (4件)
01
耳とその機能に関する問題です。
説明文の通りです。
正しい選択肢です。
説明文の通りです。
正しい選択肢です。
説明文の通りです。
正しい選択肢です。
半規管は体の回転の方向や速度を感じる器官で、前庭は体の傾きの方向や大きさを感じる器官です。
よって、誤った選択肢です。
説明文の通りです。
正しい選択肢です。
労働生理は全般的に出題パターンがある程度決まっています。
過去問をしっかりとやり込むことが一番の対策です。
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02
聴覚の出題はたまに出る程度のようですが、耳の器官と役割を覚え、音の伝わるルートを覚えれば、得点するにはそれほど難しい内容ではないでしょう。
理由は、聴覚は、他の生理と違って体全体の流れを理解することと違い、耳の限られた部分の役割を覚えれば良いだけですから。
〇 正しいです。
外耳は、耳介と外耳道で構成され、鼓膜で中耳と隔てられます。
〇 正しいです。
鼓膜と内耳の中間にある鼓室には耳小骨があって、鼓膜の微妙な振動を内耳に伝えます。
音が伝わる過程は、外耳道から鼓膜へ、それから耳小骨へ、それから蝸牛へ。
最後に蝸牛神経へ伝わることで、音を聴くことができます。
〇 正しいです。
内耳は、側頭骨内にあり、前庭・半規管・蝸牛の3つで構成されています。
前庭と半規管は、平衡感覚を担っていて、前庭は体の傾きの方向と大きさを感じる役目、半規管は体の回転の方向や速度を感じる役目をそれぞれが担当しています。
蝸牛は、聴覚を司る役目の器官です。
× 前庭は、体の傾きの方向や大きさを感じ、半規管は、体の回転の方向や速度を感じます。
〇 正しいです。
鼓室は空気を含んでいて、耳管によって咽頭と通じ、その内圧が外気圧と等しくしています。
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03
耳とその機能に関する問題です。
耳の構造を表す絵や図解を手元において、理解を深めましょう。
耳は、聴覚と平衡感覚をつかさどる器官であり、外耳(耳介と外耳道)、中耳(鼓膜と鼓室)及び内耳(蝸牛、半規管と前庭)の三つの部位から成ります。
よって、本選択肢の内容は正しいです。
耳介で集められた音は、外耳道を伝わって鼓膜を振動させます。その振動が、耳小骨を伝わって内耳へと伝わります。
よって、本選択肢の内容は正しいです。
内耳は、前庭、半規管及び蝸牛の三つの部位から成ります。前庭と半規管は平衡感覚の役割を分担し、蝸牛(内側に有毛細胞という振動を感じる細胞が生えた渦巻き型の器官のこと)は、耳小骨から伝えられた振動を脳に伝えるという聴覚の役割を分担しています。
よって、本選択肢の内容は正しいです。
半規管は、体の回転の方向や速度を感じ、前庭は、体の傾きの方向や大きさを感じます。本選択肢の説明は逆です。
よって、本選択肢の内容は誤りです。
鼓室は、耳管により咽頭とつながっていて、鼓室の内圧は外気圧と等しくなるように保たれています。
よって、本選択肢の内容は正しいです。
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04
耳とその機能に関する問題です。
耳は外側から「外耳」「中耳」「内耳」の3つの部分に分かれています。
解剖図をみながら、その機能について確認したほうが、理解が早いです。
では、選択肢を見ていきましょう。
正しいです。文のとおりです。
正しいです。文のとおりです。
正しいです。文のとおりです。
誤りです。
半規管は回転加速度、前庭が直線加速度を感じます。
文中の各々の働きが逆です。
正しいです。文のとおりです。
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