第一種衛生管理者の過去問
令和5年4月公表
労働衛生(有害業務に係るもの) 問8
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
第一種 衛生管理者試験 令和5年4月公表 労働衛生(有害業務に係るもの) 問8 (訂正依頼・報告はこちら)
労働衛生保護具に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- ガス又は蒸気状の有害物質が粉じんと混在している作業環境中で防毒マスクを使用するときは、防じん機能を有する防毒マスクを選択する。
- 防毒マスクの吸収缶の色は、一酸化炭素用は赤色で、有機ガス用は黒色である。
- 送気マスクは、清浄な空気をボンベに詰めたものを空気源として作業者に供給する自給式呼吸器である。
- 遮光保護具には、遮光度番号が定められており、溶接作業などの作業の種類に応じて適切な遮光度番号のものを使用する。
- 騒音作業における聴覚保護具(防音保護具)として、耳覆い(イヤーマフ)又は耳栓のどちらを選ぶかは、作業の性質や騒音の特性で決まるが、非常に強烈な騒音に対しては両者の併用も有効である。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
保護具の使用状況と目的に関する問題です。
説明文の通りです。
防じん機能のない防毒マスクを使用した場合、粉じんの影響が防げません。
正しい選択肢です。
説明文の通りです。
その他、酸性ガスは灰色、アンモニアは緑色、硫化水素は黄などの種類があります。
正しい選択肢です。
送気マスクは、清浄な空気をパイプ、ホースなどにより作業者に供給する呼吸用保護具です。
よって、誤った選択肢です。
説明文の通りです。
遮光保護具には、作業の種類に応じた遮光度番号が定められています。
間違った番号の遮光保護具を使用すると、効果が薄くなります。
正しい選択肢です。
説明文の通りです。
100dBを超えるような非常に強い騒音環境での作業では、耳覆いと耳栓の両方を着用することもあります。
正しい選択肢です。
保護具に関する問題の出題傾向はいかに暗記しているかです。
語呂合わせなどを活用して確実に覚えておくようにしてください。
参考になった数104
この解説の修正を提案する
02
労働衛生保護具の仕様に関する問題です。試験では頻出項目となります。
ガス又は蒸気状の有害物質が粉じんと混在している作業環境中で防毒マスクを使用するときは、防じん機能を有する防毒マスクを選択します。
よって本選択肢の内容は正しいです。
防毒マスクの吸収缶の色は、一酸化炭素用は赤色で、有機ガス用は黒色です。
よって本選択肢の内容は正しいです。
なお、硫化水素要は黄色、青酸ガス用は青色、アンモニア用は緑色です。
送気マスクは、ホースを通じて清浄な空気を供給する呼吸用の保護具です。
よって本選択肢の内容は誤りです。
遮光保護具には、遮光度番号が定められており、溶接作業などの作業の種類に応じて適切な遮光度番号のものを使用します。
よって本選択肢の内容は正しいです。
騒音作業における聴覚保護具(防音保護具)として、耳覆い(イヤーマフ)又は耳栓のどちらを選ぶかは、作業の性質や騒音の特性で決まりますが、非常に強烈な騒音に対しては両者の併用も有効です。
よって本選択肢の内容は正しいです。
本設問の選択肢の内容はすべて重要です。正確に覚えましょう。
他には、保護衣、防熱衣、保護クリーム、保護メガネなどがあります。
あわせて覚えましょう。
参考になった数27
この解説の修正を提案する
03
労働衛生保護具に関する問題です。
ガス又は蒸気状の有害物質が粉じんと混在している作業環境中で防毒マスクを使用するときは、防じん機能を有する防毒マスクを選択します。
防毒マスクの吸収缶の色は、一酸化炭素用は赤色で、有機ガス用は黒色です。
送気マスクは、清浄な空気をパイプやホースなどにより作業者に「給気する呼吸用保護具」 です。
よって本選択肢の内容は誤りです。
遮光保護具には、遮光度番号が定められており、溶接作業などの作業の種類に応じて適切な遮光度番号のものを使用します。
騒音作業における聴覚保護具(防音保護具)として、耳覆い(イヤーマフ)又は耳栓のどちらを選ぶかは、作業の性質や騒音の特性で決まりますが、非常に強烈な騒音に対しては両者の併用も有効です。
参考になった数19
この解説の修正を提案する
前の問題(問7)へ
令和5年4月公表問題一覧
次の問題(問9)へ