第一種衛生管理者 過去問
令和5年10月公表
問11 (労働衛生（有害業務に係るもの） 問1)
問題文
化学物質とその常温・常圧（25℃、1気圧）での空気中における状態との組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。
ただし、ガスとは、常温・常圧で気体のものをいい、蒸気とは、常温・常圧で液体又は固体の物質が蒸気圧に応じて揮発又は昇華して気体となっているものをいうものとする。
ただし、ガスとは、常温・常圧で気体のものをいい、蒸気とは、常温・常圧で液体又は固体の物質が蒸気圧に応じて揮発又は昇華して気体となっているものをいうものとする。
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問題
第一種 衛生管理者試験 令和5年10月公表 問11（労働衛生（有害業務に係るもの） 問1） （訂正依頼・報告はこちら）
化学物質とその常温・常圧（25℃、1気圧）での空気中における状態との組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。
ただし、ガスとは、常温・常圧で気体のものをいい、蒸気とは、常温・常圧で液体又は固体の物質が蒸気圧に応じて揮発又は昇華して気体となっているものをいうものとする。
ただし、ガスとは、常温・常圧で気体のものをいい、蒸気とは、常温・常圧で液体又は固体の物質が蒸気圧に応じて揮発又は昇華して気体となっているものをいうものとする。
- アクリロニトリル ―――― ガス
- アセトン ―――――――― 蒸気
- アンモニア ――――――― ガス
- ホルムアルデヒド ―――― ガス
- 硫酸ジメチル ―――――― 蒸気
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この過去問の解説 （3件）
01
常温・常圧での化学物質の空気中における状態についての問題です。
過去問題を解き、よく出てくる物質について覚えるようにしましょう。
では、選択肢をみていきます。
誤りです。
アクリルニトリルは蒸気です。
本問題では出題されていませんが、蒸気の物質として
水銀、二硫化炭素、トリクロロエチレン、ニッケルカルボニルなどがあります。
正しいです。
正しいです。
正しいです。
正しいです。
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02
化学物質の常温・常圧の状態は、3分類（①固体【ヒューム又は粉塵】②液体【ミスト】③気体【蒸気又はガス】に分けられます。
常温・常圧の空気中で蒸気（気体）の状態で存在するものとしては、以下のようなものがあります。
・アセトン
・フェノール
・アクリロニトリル
・水銀
・硫酸ジメチル
・トルエン
常温・常圧の空気中でガス（気体）の状態で存在するものとしては、以下のようなものがあります。
・塩素
・塩化ビニル
・アンモニア
・二酸化硫黄
・ホルムアルデヒド
アクリロニトリルは、常温・常圧の空気中では蒸気として存在します。
よって、本選択肢の内容は誤りです。
アセトンは、常温・常圧の空気中では蒸気として存在します。
よって、本選択肢の内容は正しいです。
アンモニアは、常温・常圧の空気中ではガスとして存在します。
よって、本選択肢の内容は正しいです。
ホルムアルデヒドは、常温・常圧の空気中ではガスとして存在します。
よって、本選択肢の内容は正しいです。
硫酸ジメチルは、常温・常圧の空気中では蒸気として存在します。
よって、本選択肢の内容は正しいです。
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03
常温・常圧時にそれぞれの状態となっている、主な物質をリストアップします。
〇ガス
塩素
塩化ビニル
アンモニア
二酸化硫黄
ホルムアルデヒド
フッ素
希ガス（ヘリウム、ネオン、アルゴンなど）
〇蒸気
水銀
アセトン
二硫化炭素
硫酸ジメチル
トリクロロエチレン
ニッケルカルボニル
アクリロニトリル
〇ミスト（液体の粒）
硝酸
硫酸
塩素化ビフェニル
〇粉じん（固体の粒）
石綿
ジクロロベンジジン
誤りです。【正解】
アクリロニトルは常温常圧で蒸気になります。
正しいです。
正しいです。
正しいです。
正しいです。
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