第一種衛生管理者の過去問
令和6年4月公表
労働衛生(有害業務に係るもの) 問1
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問題
第一種 衛生管理者試験 令和6年4月公表 労働衛生(有害業務に係るもの) 問1 (訂正依頼・報告はこちら)
特殊健康診断に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 有害業務への配置替えの際に行う特殊健康診断には、業務適性の判断と、その後の業務による影響を調べるための基礎資料を得るという目的がある。
- 特殊健康診断において適切な健診デザインを行うためには、作業内容と有害要因へのばく露状況を把握する必要がある。
- 情報機器作業に係る健康診断では、眼科学的検査などとともに、上肢及び下肢の運動機能の検査を行う。
- マンガンを取り扱う業務に常時従事する労働者に対して行う特殊健康診断の項目として、握力の測定がある。
- 有機溶剤は、生物学的半減期が短いので、有機溶剤等健康診断における尿中の代謝物の量の検査のための採尿の時刻は、厳重に管理する必要がある。
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この過去問の解説 (3件)
01
特殊健康診断についての問題です。何度も解いて問題に慣れましょう。
正しいです。
正しいです。
誤りです。
情報機器作業に係る健康診断では、眼科学的検査と上肢の運動機能の検査はありますが、下肢の運動機能の検査はありません。
正しいです。
マンガンによる中毒症状には運動神経失調があるため、握力の測定があります。
正しいです。
鉛は生物学的半減期が長いこともセットで覚えておきましょう。
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02
特殊健康診断に関する問題です。
有害業務への配置替えの際に行う特殊健康診断には、
①業務適性の判断
②の後の業務の影響を調べるための基礎資料を得る
という2つの目的があります。
よって、本選択肢の内容は正しいです。
①作業内容と②有害要因へのばく露状況を把握しているからこそ、適切な健診デザインが行えます。
よって、本選択肢の内容は正しいです。
「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」では、情報機器作業に係る健康診断においては、眼科学的検査などと上肢の運動機能運動機能の検査を実施することとされています。下肢の運動機能の検査は含まれていません。
よって、本選択肢の内容は誤りです。
マンガン中毒の症状一つに運動神経失調があります。そのため、握力測定の実施が必要です。
よって、本選択肢の内容は正しいです。
有機溶剤は、生物学的半減期が短いです。そのため、採尿時刻は、厳重に管理する必要があります。
よって、本選択肢の内容は正しいです。
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03
特殊健康診断に関する問題です。
内容を整理しておきましょう。
正しい。
記述のとおりです。
正しい。
記述のとおりです。
誤りです。
業務歴、既往歴、 自覚症状の調査に加え、眼に関する調査と首や肩、 手指に関する検査などが含まれます。
正しい。
記述のとおりです。
正しい。
記述のとおりです。
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