第一種衛生管理者 過去問
令和6年10月公表
問10 (関係法令(有害業務に係るもの) 問10)
問題文
女性については、労働基準法に基づく危険有害業務の就業制限により次の表の左欄の年齢に応じ右欄の重量以上の重量物を取り扱う業務に就かせてはならないとされているが、同表に入れるAからCの数値の組合せとして、正しいものはどれか。

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問題
第一種 衛生管理者試験 令和6年10月公表 問10(関係法令(有害業務に係るもの) 問10) (訂正依頼・報告はこちら)
女性については、労働基準法に基づく危険有害業務の就業制限により次の表の左欄の年齢に応じ右欄の重量以上の重量物を取り扱う業務に就かせてはならないとされているが、同表に入れるAからCの数値の組合せとして、正しいものはどれか。

- A:20 B:12 C:20
- A:20 B:12 C:25
- A:20 B:15 C:25
- A:25 B:15 C:20
- A:25 B:15 C:25
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この過去問の解説 (3件)
01
妊産婦(妊娠中の女性及び産後1年を経過していない女性)について、使用者は、①重量物を取り扱う業務や②有害ガスを発散する場所での業務、③その他妊産婦の妊娠、出産及び哺育にとって有害な業務をさせてはいけない旨が労働基準法に定められています。女性労働基準規則では、重量物取扱いについて基準を定めており、満18歳以上の女性については、継続作業で20kg以上、断続作業では30kg以上は就業禁止とされています。また、満16歳以上満18歳未満については、継続作業で15kg以上、断続作業では25kg以上は就業禁止とされています。また、満16歳未満については、継続作業で8kg以上、断続作業では12kg以上は就業禁止とされています。
なお、労働基準法における女性保護規定は、妊娠中の女性、産後1年を経過しない女性、全ての18歳以上の女性に適用される規定とに分けて定められています。
上記の解説より、<A>は25kg、<B>は15kg、<C>は20kgとなります。
よって、本選択肢の内容は正しいです。
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02
女性労働基準基則第3条に「妊娠中の女性及び産後一年を経過しない女性以外の女性とし、これらの者を就かせてはならない業務は、前条第一項第一号及び第十八号に掲げる業務とする。」とあり、
前条第一項第一号では、女性が取り扱いできる重量物として以下の様に規定されている。
〇断続作業の場合
・満16歳未満 12 kg
・満16歳~18歳未満 25 kg ・・・A
・満18歳~ 30 kg
〇連続作業の場合
・満16歳未満 8 kg
・満16歳~18歳未満 15 kg ・・・B
・満18歳~ 20 kg ・・・C
誤りです。
誤りです。
誤りです。
正しいです【正解】
誤りです。
妊娠中の女性、及び産後一年を経過しない女性に制限されている業務と併せて覚えると良いでしょう。
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03
女性労働基準規則第二条に妊娠中の女性を就かせてはならない業務が規定されています。
重量物に関する業務は以下の通りです。
満16歳以上
満18歳未満
この組み合わせが正解です。
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