第一種衛生管理者 過去問
令和7年4月公表
問3 (関係法令(有害業務に係るもの) 問3)

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問題

第一種衛生管理者試験 令和7年4月公表 問3(関係法令(有害業務に係るもの) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

厚生労働大臣が定める規格を具備しなければ、譲渡し、貸与し、又は設置してはならない機械等に該当しないものは、次のうちどれか。
  • 潜水器
  • 一酸化炭素用防毒マスク
  • ろ過材及び面体を有する防じんマスク
  • 放射性物質による汚染を防止するための防護服
  • 排気量40cm3以上の内燃機関を内蔵するチェーンソー

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この過去問の解説 (3件)

01

厚生労働大臣が定める規格を具備しなければ、譲渡し、貸与し、

又は設置してはならない機械等については、

労働安全衛生法施行令第13条で定められています。

では、選択肢をみていきましょう。

選択肢1. 潜水器

該当します。

労働安全衛生法施行令第13条第3項第21号に定められています。

選択肢2. 一酸化炭素用防毒マスク

該当します。

根拠は、労働安全衛生法施行令第13条第5項で、

一酸化炭素防毒マスクは有機ガス用防毒マスクに区分されます。

選択肢3. ろ過材及び面体を有する防じんマスク

該当します。

根拠は、労働安全衛生法施行令第13条第5項です。

選択肢4. 放射性物質による汚染を防止するための防護服

該当しません。

労働安全衛生法施行令第13条の規定にありません。

選択肢5. 排気量40cm3以上の内燃機関を内蔵するチェーンソー

該当します。

労働安全衛生法施行令第13条第3項第29号に定められています。

 

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02

労働安全衛生法第42条によると、

有害な作業を必要とするものなど、

政令で定めるものは、

厚生労働大臣が定めた規格を具備していなければ、

譲渡、貸与や設置してはなりません。

選択肢1. 潜水器

潜水器は、労働安全衛生法施行令第13条に定められており、

厚生労働大臣が定める規格を具備しなければ、

譲渡し、貸与し、又は設置してはならない機械等に該当しているといえます。

選択肢2. 一酸化炭素用防毒マスク

一酸化炭素用防毒マスクは、

防毒マスクに含まれ、

労働安全衛生法施行令第13条に定められています。

 

厚生労働大臣が定める規格を具備しなければ、

譲渡し、貸与し、又は設置してはならない機械等に該当しているといえます。

選択肢3. ろ過材及び面体を有する防じんマスク

ろ過材及び面体を有する防じんマスクは、

労働安全衛生法施行令第13条に定められています。

 

厚生労働大臣が定める規格を具備しなければ、

譲渡し、貸与し、又は設置してはならない機械等に該当しているといえます。

選択肢4. 放射性物質による汚染を防止するための防護服

電離放射線障害防止規則第39条によると、

一定量を超える放射性物質による汚染のおそれがある作業を労働者が行う場合、

それを防止するための防護服などを事業者は使用させなければなりません。

 

厚生労働大臣が定める規格を具備しなければ、

譲渡し、貸与し、又は設置してはならない機械等に該当しているとはいえませんので、

これが正答であると考えられます。

選択肢5. 排気量40cm3以上の内燃機関を内蔵するチェーンソー

排気量40cm3以上の内燃機関を内蔵するチェーンソーは、

労働安全衛生法施行令第13条に定められています。

 

厚生労働大臣が定める規格を具備しなければ、

譲渡し、貸与し、又は設置してはならない機械等に該当しているといえます。

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03

過去何度も出ている問題です。過去問で慣らしておきましょう。

選択肢1. 潜水器

該当する。労働安全衛生法施行令第13条に定められています。

一般的に生命に危険性が及ぶ可能性が高いものは厚生労働大臣が定める規格を具備する必要があります。
潜水器が破損や故障すると生命に危機が及びます。

選択肢2. 一酸化炭素用防毒マスク

該当する。労働安全衛生法施行令第13条に定められています。一般的に生命に危険性が及ぶ可能性が高いものは厚生労働大臣が定める規格を具備する必要があります。
この場合一酸化炭素中毒の防止を目的としています。 
 

選択肢3. ろ過材及び面体を有する防じんマスク

該当する。労働安全衛生法施行令第13条に定められています。一般的に生命に危険性が及ぶ可能性が高いものは厚生労働大臣が定める規格を具備する必要があります。

粉塵を吸入してしまうとじん肺発症リスクとなります。
 

選択肢4. 放射性物質による汚染を防止するための防護服

該当しません。法令で定められていません。

放射線測定器も同様に定められていません。放射線関係の機器は除外されていることを覚えましょう。

選択肢5. 排気量40cm3以上の内燃機関を内蔵するチェーンソー

該当する。労働安全衛生法施行令第13条に定められています。一般的に生命に危険性が及ぶ可能性が高いものは厚生労働大臣が定める規格を具備する必要があります。

 よく出る選択肢であるため、チェーンソーと40という数値はセットで覚えておきましょう。
 

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