第一種衛生管理者 過去問
令和7年4月公表
問4 (関係法令(有害業務に係るもの) 問4)

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問題

第一種衛生管理者試験 令和7年4月公表 問4(関係法令(有害業務に係るもの) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

次の免許のうち、労働安全衛生法令に定められていないものはどれか。
  • 潜水士免許
  • 高圧室内作業主任者免許
  • エックス線作業主任者免許
  • 石綿作業主任者免許
  • ガンマ線透過写真撮影作業主任者免許

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この過去問の解説 (3件)

01

免許に関する問題です。

作業主任者を必要とする業務は労働安全衛生法令第6条にあり、

それに伴う免許があります。

また、潜水士のように作業そのものに携わるために免許が必要なものがあります。

では、選択肢をみていきましょう。

選択肢1. 潜水士免許

免許が必要です。

労働安全衛生法第75条、

高気圧作業安全衛生規則第52条が関連です。

選択肢2. 高圧室内作業主任者免許

免許が必要です。

冒頭の法令他、高気圧作業安全衛生規則第10条が関連です。

選択肢3. エックス線作業主任者免許

免許が必要です。

冒頭の法令他、電離放射線障害防止規則第46条が関連です。

選択肢4. 石綿作業主任者免許

免許は必要ありません。

石綿障害予防規則第19条に

「石綿作業主任者技能講習を修了した者のうちから、

石綿作業主任者を選任しなければならない。」とあります。

免許はありません。

選択肢5. ガンマ線透過写真撮影作業主任者免許

免許が必要です。

冒頭の法令他、電離放射線障害防止規則第52条2が関連です。

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02

労働安全衛生法第61条によると、

定められた業務については、

免許を受けた者や資格を有する者でなければ、

その業務に就くことができません。

選択肢1. 潜水士免許

潜水士免許は、

高気圧作業安全衛生規則第52条に則っており、

労働安全衛生法令に定められた免許であるといえます。

選択肢2. 高圧室内作業主任者免許

高圧室内作業主任者免許は、

高気圧作業安全衛生規則第10条に則っており、

労働安全衛生法令に定められた免許であるといえます。

選択肢3. エックス線作業主任者免許

エックス線作業主任者免許は、

電離放射線障害防止規則第46条に則っており、

労働安全衛生法令に定められた免許であるといえます。

選択肢4. 石綿作業主任者免許

石綿作業主任者は、

石綿障害予防規則第19条に基づいて、

石綿作業主任者技能講習を修了した者のうちから選任されます。

 

労働安全衛生法令に定められた免許とはいえませんので、

これが正答であると考えられます。

選択肢5. ガンマ線透過写真撮影作業主任者免許

ガンマ線透過写真撮影作業主任者免許は、

電離放射線障害防止規則第52条に則っており、

労働安全衛生法令に定められた免許であるといえます。

まとめ

作業主任者に選任されるためには、

その作業ごとに定められた免許か技能講習受講が必要となります。

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03

労働安全衛生法令における資格試験の種別についてです。試験が必要な物をざっくり覚えましょう。

選択肢1. 潜水士免許

定められている。労働安全衛生規則第69条に定められています。

選択肢2. 高圧室内作業主任者免許

定められている。労働安全衛生規則第69条に定められています。

選択肢3. エックス線作業主任者免許

定められている。労働安全衛生規則第69条に定められています。

選択肢4. 石綿作業主任者免許

定められていない。安全衛生技術試験協会のホームページ(試験種別一覧)を見るとイメージしやすいです。

選択肢5. ガンマ線透過写真撮影作業主任者免許

定められている。労働安全衛生規則第69条に定められています。

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