第一種衛生管理者 過去問
令和7年4月公表
問28 (労働衛生（有害業務に係るもの以外のもの） 問1)

正しいです。

ガイドライン「４　作業環境管理」の「（２）ハ　ノート型機器」の（ハ）に規定されています。

正しいです。

ガイドライン「５　作業管理」の「（２）調整　ロ　ディスプレイ」の（イ）（ロ）に規定されています。

正しいです。

ガイドライン「６　情報機器等及び作業環境の維持管理」の「（１）日常の点検」に規定されています。

正しいです。

「作業時間又は作業内容に相当程度拘束性があると考えられるもの（全ての者が健診対象）」については、

４時間以上の作業となっています。

詳しくは後に示す参考PDF本体ｐ１２～１３、解説ｐ１８を参照ください。

誤りです。

規程では

「40歳以上の者に対しては、調節機能検査及び医師の判断により眼位検査。

ただし、ｃ 自覚症状の有無の調査において特に異常が認められず、

d（a）i 遠見視力又はd（a）ii近見視力がいずれも、

片眼視力(裸眼又は矯正)で両眼とも 0.5 以上が保持されている者については、

省略して差し支えない」

とあります。

「4 作業環境管理(2)情報機器等ハ ノート型機器(ハ)入力機器」によると、

ノート型機器の、入力機器については、

外付けのキーボードを使用することが望ましいとされていますので、

これは適切であると考えられます。

「5 作業管理(2)調整 ロ ディスプレイ」

によると、

ディスプレイとの視距離は、

おおむね40cm以上とし、

ディスプレイ画面の上端を眼の高さか、

やや下にすることが望ましいとされています。

ディスプレイとの視距離はおおむね50cm、

ディスプレイ画面の上端を目の高さよりもやや下にしているとのことですので、

これは適切であると考えらえます。

「6 情報機器等及び作業環境の維持管理(2)定期点検」によると、

グレアの防止、騒音の低減等の措置状況及び椅子、机等の調整状況について定期に点検することとなっていますので、

これは適切であると考えられます。

 「7 健康管理 (1)健康診断ロ 定期健康診断」によると、

情報機器作業を行う作業者の配置後の健康状態を定期的に把握し、

継続的な健康管理を適正に進めるため、

定められた作業者に対し、

1年以内ごとに1回、定期に健康診断を実施することとなっています。

また、「別紙　情報機器作業の作業区分」によると、

1日の情報機器作業の作業時間が4時間未満である労働者については、

自覚症状を訴える者についてのみ、

情報機器作業に係る定期健康診断の対象としていますので、

これは適切であると考えられます。

「７　健康管理　（１）健康診断　ロ　定期健康診断」によると、

情報機器作業に係る定期健康診断の視力検査において、

近見視力の片眼視力が両眼とも0.5以上である場合、

遠見視力の検査を省略できるのは、

40歳以上の者で、

自覚症状の有無の調査において特に異常が認められない場合です。

これは適切ではないといえますので、

正答であると考えられます。