第一種衛生管理者 過去問
令和7年4月公表
問41 (労働生理 問7)
問題文
筋肉に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
第一種衛生管理者試験 令和7年4月公表 問41(労働生理 問7) (訂正依頼・報告はこちら)
筋肉に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 筋肉は、神経から送られてくる刺激によって収縮するが、神経に比べて疲労しやすい。
- 筋収縮には、グリコーゲン、りん酸化合物などのエネルギー源が必要で、特に、直接のエネルギーはATPの加水分解によってまかなわれる。
- 筋肉が収縮して出す最大筋力は、筋肉の単位断面積当たりの平均値をとると、性差や年齢差はほとんどない。
- 運動することによって筋肉が太くなることを筋肉の活動性肥大という。
- 筋肉中のグリコーゲンは、酸素が十分に供給されると完全に分解され、最後に乳酸になる。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
筋肉に関する問題です。
選択肢をみていきましょう。
正しいです。文のとおりです。
筋肉を収縮するためのエネルギー源となる筋グリコーゲン(糖の一種)が枯渇することにより、
神経よりも疲労しやすいといわれています。
正しいです。文のとおりです。
正しいです。文のとおりです。
運動の性差は、他の身体的特徴が要因だといわれています。
正しいです。文のとおりです。
誤りです。
乳酸は酸素の供給される活動や運動、
いわゆる有酸素運動よりも無酸素性の激しい運動でより多くつくられます。
参考になった数56
この解説の修正を提案する
02
筋肉は筋繊維で構成され、
収縮運動により、
身体や臓器の運動を担っています。
筋肉は、
神経から送られてくる刺激によって収縮しますが、
多くのエネルギーを必要とし、
神経に比べて疲労しやすいといわれていますので、
これは正しいといえます。
筋収縮には、グリコーゲン、りん酸化合物などのエネルギー源が必要で、
直接のエネルギーはATPの加水分解によってまかなわれていますので、
これは正しいと考えられます。
筋肉が収縮して出す最大筋力は、
筋肉の単位断面積当たりの平均値をとると、
性差や年齢差はほとんどないといわれていますので、
これは正しいと考えられます。
運動することによって筋肉が太くなることを筋肉の活動性肥大といいますので、
これは正しいと考えられます。
筋肉中のグリコーゲンは、
筋収縮のエネルギーとなりますが、
酸素が十分供給される運動よりも、
酸素が少なく激しい運動でより多くの乳酸が作られます。
誤ったものを選びますので、
これが正答であると考えられます。
参考になった数17
この解説の修正を提案する
03
筋肉に関する出題です。他の臓器より覚えることが少なく得点源にできます。
正しいです。筋肉は、神経から送られてくる刺激によって収縮するが、神経に比べて疲労しやすいです。経験則的に認識しておきましょう。
正しいです。筋収縮には、グリコーゲン、りん酸化合物などのエネルギー源が必要で、特に、直接のエネルギーはATPの加水分解によってまかなわれます。
正しいです。筋肉が収縮して出す最大筋力は、筋肉の単位断面積当たりの平均値をとると、性差や年齢差はほとんどありません。
正しいです。運動することによって筋肉が太くなることを筋肉の活動性肥大といいます。運動=活動です。
誤りです。筋肉中のグリコーゲンは、酸素が十分に供給されない無酸素運動下で乳酸が合成されます。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
前の問題(問40)へ
令和7年4月公表 問題一覧
次の問題(問42)へ