第二種衛生管理者の過去問
平成26年10月公表
関係法令 問3

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問題

第二種 衛生管理者試験 平成26年10月公表 関係法令 問3 (訂正依頼・報告はこちら)

衛生委員会に関する次の記述のうち、法令上、正しいものはどれか。
  • 衛生委員会の議長は、衛生管理者である委員のうちから、事業者が指名しなければならない。
  • 衛生委員会の議長を除く全委員は、事業場に労働者の過半数で組織する労働組合がないときは、労働者の過半数を代表する者の推薦に基づき指名しなければならない。
  • 衛生管理者として選任しているが事業場に専属ではない労働衛生コンサルタントを、衛生委員会の委員として指名することはできない。
  • 衛生委員会の付議事項には、長時間にわたる労働による労働者の健康障害の防止を図るための対策の樹立に関することが含まれる。
  • 衛生委員会は、6か月以内ごとに1回開催し、委員会における重要な議事に係る記録を作成して3年間保存しなければならない。

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この過去問の解説 (3件)

01

1.正しくない
衛生委員会の議長は、「『総括安全衛生管理者』または『それ以外の者』で、当該事業場において事業の実施を統括管理するもの、若しくはこれに準ずる者」から事業者が指名することとなります。

2.正しくない
衛生委員会の議長を除く「半数の」委員は、事業場に労働者の過半数で組織する労働組合がないときは、労働者の過半数を代表する者の推薦に基づき、指名しなければならないと規定されています。

3.正しくない
事業場に専属ではない労働衛生コンサルタントでも、衛生管理者として選任していれば、衛生委員会の委員として指名することは可能です。

4.正しい
 衛生委員会に関する「労働者の健康障害の防止及び健康の保持増進に関する重要事項」に記載されています。

5.正しくない
 衛生委員会は、「毎月1回以上」開催することと規定されています。

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02

1. 誤っています。
総括安全衛生管理者又はそれ以外の者で、その事業の実施を統括管理する者。そしてこれに、準ずる者のうちから事業者が指名した者となります。

2. 誤っています。
衛生委員会の議長を除く「全委員」ではなく、「半数」の委員になります。以下の問題文は正しい表現となります。

3. 誤っています。
衛生管理者として選任されている労働衛生コンサルタントであるならば、問題なく委員として指名できます。指名できないが誤りとなります。

4 正しいです。
付議事項として、①労働者の健康障害の防止事項、②健康保持増進に関する事項が定められています。
本肢の通りです。(法第18条など)

5 誤っています。
衛生委員会は、6か月以内ごとに1回開催ではなく、毎月1回以上開催の義務があります。後半部分は、その通りとなります。(則第23条)

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03

正しいものは4です。
根拠となる法規は労働安全衛生規則第22条9です。

他の選択肢については以下のとおりです。

1.文中の「衛生管理者である委員」という部分が誤りです。正しくは「総括安全衛生管理又はそれ以外の者」です。労働安全衛生法第18条4にあります。

2.文中の「議長を除く全委員」という部分が誤りで正しくは「議長を除く半数の委員」です。労働安全衛生法第18条4にあります。

3.文末の「指名することができない」の部分が誤りです。衛生管理者として選任されている労働衛生コンサルタントであれば、委員としての指名は可能です。関連法規は労働安全衛生法第18条4です。

5.文中の「6か月以内ごとに1回」が誤りです。正しくは「毎月1回以上」です。労働安全衛生規則第23条4にあります。

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