第二種衛生管理者の過去問
平成26年10月公表
労働衛生 問13
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問題
第二種 衛生管理者試験 平成26年10月公表 労働衛生 問13 (訂正依頼・報告はこちら)
照明等の視環境に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 前方から明かりを取るときは、眼と光源を結ぶ線と視線とで作る角度が、30°以下になるようにするとよい。
- あらゆる方向から同程度の明るさの光がくると、見るものに影ができなくなり、立体感がなくなってしまうことがある。
- 全般照明と局部照明を併用する場合、全般照明による照度は、局部照明による照度の10分の1以上になるようにする。
- 照度の単位はルクスで、1ルクスは光度1カンデラの光源から1m離れた所で、その光に直角な面が受ける明るさに相当する。
- 室内の彩色で、明度を高くすると光の反射率が高くなり照度を上げる効果があるが、彩度を高くしすぎると交感神経の緊張を招きやすく、長時間にわたる場合は疲労を招きやすい。
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この過去問の解説 (3件)
01
1.正しくない
眼と光源を結ぶ線と視線とで作る角度は「30°以上」になるようにしなければなりません。
2.正しい
あらゆる方向から同程度の明るさの光が来た場合には、立体感がなくなります。
3.正しい
全般照明と局部照明を併用する場合、全般照明による照度は、局部照明による照度の「10分の1以上」が望ましいとされています。
4.正しい
「1ルクス」は「1カンデラの光源」から「1 m離れた場所」での明るさのことをいいます。
5.正しい
明度とは、色の明るさのことで、明度が高い色は白、低い色は黒です。
彩度とは、色の鮮やかさの尺度で、鮮やかな赤、青、緑は彩度が高く、無彩色は白、黒などです。
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02
前方から明かりをとるときは、眼と光源を結ぶ線と視線とが作る角度が、30°以上あれば問題ありません。
本肢は、以下ですので明らかに誤りになります。
2. 正しいです。
それ故に、立体視作業では適当な影ができる照明が必要とされています。
3. 正しいです。
この照明を併用する場合には、全般照明の照度は、局部照明の少なくとも10%以上が要件とされます。
4. 正しいです。
本肢の説明の通りになります。
5. 正しいです。
光の明るさや色彩は、極端な状態を維持しますと視神経への負担が発生し、疲労をもたらします。本肢も正しいです。
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03
誤っているものは1です。
文中の「30°以下」の部分が誤りで、正しくは「30°以上」です。
他の選択肢2~5については正しい記述です。
関連文書は『照明基準総則』です。
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