第二種衛生管理者の過去問
平成27年10月公表
労働衛生 問12
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問題
第二種 衛生管理者試験 平成27年10月公表 労働衛生 問12 (訂正依頼・報告はこちら)
温熱条件に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 実効温度は、人の温熱感に基礎を置いた指標で、気温、湿度、気流の総合効果を温度目盛りで表したものである。
- 相対湿度は、空気中の水蒸気量と、その温度における飽和水蒸気量との比を百分率で示したものである。
- WBGTは、気温、黒球温度及びエネルギー代謝率から求められる指標で、高温環境の評価に用いられる。
- 温度感覚を左右する環境条件は、気温、湿度、気流及び放射(ふく射)熱である。
- 熱中症のリスク評価指標として、作業強度などに応じたWBGT基準値が示されている。
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この過去問の解説 (3件)
01
1 実行温度は、温度感覚の指標となります。その為に、感覚温度などと言われます。本記述は正しいです。
2 相対湿度の記述の通りとなります。正しいです。
3 高温環境の評価には、気温、湿度、気流、輻射熱を考慮し、湿球温度・黒球温度・乾球温度の値を使って計算されるWBGTが用いられます。本記述は誤っています。
4 温度感覚の4要素です。正しいです。
5 本肢の記述の通りとなります。
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02
文中の「気温」「エネルギー代謝率」の部分が誤りです。正しくは「自然湿球温度」「乾球温度」です。
WBGTは「Wet Bulb Globe Tenperature」の略です。選択肢5にあるように、熱中症のリスク評価指標として用いられます。
他の1,2,4,5は文のとおりで正しいです。
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03
2:○
3:×
4:○
5:○
誤っている選択肢は3です。
高温環境の評価に用いられるWBGTは、乾球温度、湿球温度、黒球温度を使って計算されます。
気温は関係ありますが、気温から直接求めるものではありません。また、エネルギー代謝率はWBGTの計算には関係ありません。
その他は説明文の通りです。
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