第二種衛生管理者の過去問
平成27年10月公表
労働衛生 問14
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問題
第二種 衛生管理者試験 平成27年10月公表 労働衛生 問14 (訂正依頼・報告はこちら)
厚生労働省の「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」に基づく措置に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 書類上及びキーボード上における照度は、300ルクス以上になるようにする。
- 反射防止型ディスプレイを選択するとともに、直接照明の照明器具を用いてグレアを防ぐようにする。
- ディスプレイは、おおむね40cm以上の視距離が確保できるようにし、画面の上端が、眼と同じ高さか、やや下になるようにする。
- 単純入力型及び拘束型に該当するVDT作業については、一連続作業時間が1時間を超えないようにし、次の連続作業までの間に10~15分の作業休止時間を設け、かつ、一連続作業時間内において1~2回程度の小休止を設けるようにする。
- VDT作業健康診断は、一般健康診断を実施する際に、併せて実施してもよい。
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この過去問の解説 (3件)
01
文中の「直接照明」が誤りで、正しくは「間接照明」です。グレアはまぶしい光、光沢を意味します。直接照明は光の利用率は高いのですが、照明が不均等になり陰影を作りやすく、かえって目の疲労を起こしやすくしてしまいます。
他の1,3,4,5については正しい記述です。
ちなみにVDT作業健診には、視力・屈折・眼振・調節機能といった眼科的健診と、上肢の運動機能や圧痛点といった整形外科的健診があります。
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02
1 本肢の記述の通りです。なお、ディスプレー画面上の照度は500ルクス以下が適切となります。
2 直接照明の器具を使いますと、ギラギラした眩しさにより、眼の疲労を起こすことになります。本肢の記述は誤りとなります。
3 本肢の記述は正しいです。
4 一連のVDT作業の作業時間と休息についての説明の通りです。
5 健診の平行実施は可能です。本肢の記述は正しいです。
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03
2:×
3:○
4:○
5:○
正しくは、「反射防止型ディスプレイを選択するとともに、間接照明の照明器具を用いてグレアを防ぐようにする。」です。直接照明ではありません。
その他は説明文の通りです。
よって、2が誤った選択肢です。
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