第二種衛生管理者の過去問
平成27年10月公表
労働衛生 問15
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問題
第二種 衛生管理者試験 平成27年10月公表 労働衛生 問15 (訂正依頼・報告はこちら)
労働者の健康保持増進のために行う健康測定に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 健康測定における医学的検査は、個々の労働者の健康状態を主として身体面から調べるが、疾病の早期発見を主な目的とするものではない。
- 健康測定における生活状況調査は、仕事の内容、通勤の状況のほか、趣味・し好、運動習慣・運動歴、食生活などについても行う。
- 健康測定における運動機能検査では、筋力、柔軟性、平衡性、敏捷性、全身持久性などの検査を行う。
- 健康測定の結果に基づき行う健康指導は、メタボリックシンドロームの予防など、身体的健康の保持増進を目的とするものであり、メンタルヘルスケアを含むものではない。
- 健康測定の結果に基づき行う保健指導には、勤務形態や生活習慣によって生じる健康上の問題を解決するため、睡眠、喫煙、飲酒、口腔保健などの生活指導が含まれる。
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この過去問の解説 (3件)
01
1 健康測定は、各労働者の健康状態を把握して、その結果に基づいて健康指導の実施のために行う検査です。疾病の早期発見が目的ではありません。正しいです。
2 生活関連事項全般が対象になります。本肢は正しいです。
3 運動指導としての基礎資料のための検査項目になります。正しいです。
4 健康測定の結果に基づき、必要な場合は、労働者に対しメンタルヘルスケアを実施します。本肢の記述が誤りになります。
5 本記述の通りです。正しい肢になります。
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02
2:○
3:○
4:×
5:○
健康測定の結果に基づき行う健康指導は、以下の2つの目的で実施する必要があります。
・労働者の身体的健康の保持増進を目的とするもの
・労働者の心の健康の保持増進を目的とするもの
メンタルヘルスケアも健康指導に含まれます。
よって、誤った選択肢は4となります。
その他は説明文の通りです。
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03
文中の「メンタルヘルスケアを含むものではない」という部分が誤りで、正しくは「メンタルヘルスケアを含む」です。
他の1,2,3,5は正しい記述です。
厚労省から出ている「事業場における健康保持増進のための指針」が関連文書です。
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