第二種衛生管理者の過去問
平成28年10月公表
労働生理 問28
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問題
第二種 衛生管理者試験 平成28年10月公表 労働生理 問28 (訂正依頼・報告はこちら)
ホルモン、その内分泌器官及びそのはたらきの組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。
- (ホルモン)コルチゾール -------- (内分泌器官)副腎皮質 ----- (はたらき)血糖量の増加
- (ホルモン)アルドステロン ------ (内分泌器官)副腎皮質 ----- (はたらき)体液中の塩類バランスの調節
- (ホルモン)パラソルモン -------- (内分泌器官)副腎髄質 ----- (はたらき)血糖量の増加
- (ホルモン)インスリン ---------- (内分泌器官)膵蔵 --------- (はたらき)血糖量の減少
- (ホルモン)グルカゴン ---------- (内分泌器官)膵臓 --------- (はたらき)血糖量の増加
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この過去問の解説 (3件)
01
主なホルモンとその内分泌器官およびその働きについて覚えましょう。主なホルモンについて体の上から下に向かってまとめました。実際には下記に記載したものだけでなく、他にも多くのホルモンがあり、また複数の役割があったりもしますが過去問に出題されたものを主にまとめました。ちなみに血糖値を下げることのできるホルモンはインスリンだけ、ですので覚えやすいです。
【松果体−メラトニン】
睡眠の誘発
【副甲状腺−パラソルモン】
体内のカルシウム量の調節
【胃−ガストリン】
胃酸分泌刺激
【十二指腸−セクレチン】
消化液分泌促進
【膵臓−インスリン】
血糖量の減少
【膵臓−グルカゴン】
血糖量の増加
【副腎皮質−コルチゾール】
血糖量の増加
【副腎皮質−アルドステロン】
体液中の塩類バランスの調整
【副腎髄質−アドレナリン】
血糖量の増加、心拍数上昇、血圧上昇
以上から、本問では誤りの選択肢は3となります。
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02
1.正しい
正しい組み合わせです。
2.正しい
正しい組み合わせです。
3.正しくない
パラソルモンの内分泌器官は「副甲状腺」、働きは「血中のカルシウム量の増加」です。
4.正しい
正しい組み合わせです。
5.正しい
正しい組み合わせです。
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03
パラソルモンの内分泌器官は「副腎皮質」ではなく「副甲状腺」です。
また、働きも「血糖量の増加」ではなく「血中カルシウム量の増加」です。
他の選択肢については設問のとおりです。
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