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第二種衛生管理者の過去問 平成29年10月公表 労働生理 問21

問題

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血液に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
   1 .
血漿中の蛋白質のうち、アルブミンは血液の浸透圧の維持に関与している。
   2 .
血漿中の水溶性蛋白質であるフィブリンがフィブリノーゲンに変化する現象が、血液の凝集反応である。
   3 .
赤血球は、損傷部位から血管外に出ると、血液凝固を促進させる物質を放出する。
   4 .
血液中に占める白血球の容積の割合をヘマトクリットといい、感染や炎症があると増加する。
   5 .
血小板は、体内に侵入してきた細菌やウイルスを貪食する働きがある。
( 第二種 衛生管理者試験 平成29年10月公表 労働生理 問21 )
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この過去問の解説 (3件)

38
正解 1

1 アルブミンは、肝臓で作られた蛋白質です。高濃度で血漿中にあり、浸透圧を調整する働きがあります。本肢が正しいです。


2 血液の凝集反応とは、赤血球や細菌などの浮遊細胞が、その抗原とそれに対する血清の抗体との間で生じる特異な結合をいいます。誤りとなります。

3 誤りとなります。赤血球は、凝固促進ではなく「ヘモグロビン」が酸素を肺から全身に運ぶ役目をします。

4 本記述は誤りとなります。ヘマトクリットとは、血液の容積に対する赤血球の相対的容積を言います。

5 血小板は、傷口などで血液を凝固させる役割を担っています。ウイルスの貪食は白血球です。誤りとなります。

付箋メモを残すことが出来ます。
16
正しいものは1です。文のとおりです。
他の選択肢については以下のとおりです。

2.血液凝集反応はABO型の血液型を決めるときに使われるものです。血液凝固とは血漿中のフィブリノーゲンがトロンビンと結合し、不溶性タンパク質であるフィブリンに変化する現象です。よって、2は誤りです。

3.文中の「赤血球」部分が誤りです。「血漿」に入れ替えると、文が成立します。ちなみに赤血球の働きは酸素の運搬です。

4.ヘマトクリットに対しては「白血球」ではなく「赤血球」です。このヘマトクリット値が増加するのは多血症や脱水のときです。白血球は、感染や炎症で増加します。

5.「血小板」の部分が誤りで、正しくは「白血球」です。

6
正解1

1.◯
血漿中にはアルブミンやグロブリンなどの蛋白質が含まれています。アルブミンは血液の浸透圧維持に関与しています。

2.×
血液の【凝固反応】では、血漿中の【フィブリノーゲン】が【フィブリン】に変化します。

3.×
赤血球に血液凝固作用はありません。血液凝固には血小板やフィブリンなどが作用します。

4.×
血液中に占める赤血球の容積の割合をヘマトクリット(Ht)といいます。貧血になるとヘマトクリット値は低くなります。一般的に、白血球は感染や炎症があると増加します。

5.×
白血球のマクロファージは、体内に侵入してきた細菌やウイルスを貪食する働きがあります。

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