第二種衛生管理者の過去問
平成30年4月公表
労働生理 問26

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

第二種 衛生管理者試験 平成30年4月公表 労働生理 問26 (訂正依頼・報告はこちら)

腎臓、泌尿器系に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 糸球体では、血液中の血球及び蛋白質以外の成分がボウマン嚢に濾し出され、原尿が生成される。
  • 尿細管では、原尿に含まれる大部分の水分、電解質、栄養分などが血液中に再吸収される。
  • 尿の生成・排出により、体内の水分の量やナトリウムなどの電解質の濃度を調節するとともに、生命活動によって生じた不要な物質を排泄する。
  • 尿の約95%は水分で、約5%が固形物であり、その成分は全身の健康状態をよく反映するので、尿検査は健康診断などで広く行われている。
  • 血液中の尿素窒素(BUN)の値が低くなる場合は、腎臓の機能の低下が考えられる。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (4件)

01

正解5です

1. 本肢は説明の通りになります。正しいです。

2. 尿細管の定義になります。正しいです。

3. 排泄作用の重要性を述べています。正しいです。

4. 健康診断項目では、一際重要な役目を担っています。万病の元である糖尿病の予兆には重要な尿検査です。正しくなります。

5. 尿素窒素(BUN)の値が「高く」なる場合は、腎臓の機能の低下が考えられます。何故なら、腎臓機能低下により尿中に排出されなくなり、血液中に溜まってしまうからです。よって、本肢が誤りになります。

参考になった数55

02

誤っているものは5です。
文中の「BUNの値が低くなる場合は」の部分が誤っており、正しくは「BUNの値が高くなる場合は」です。

血液中のBUNは腎臓で排泄され、再吸収されません。BUN値が高いと尿素が体外に排泄されにくくなり、排泄機能がうまくいっていないことが考えられます。

また、BUN値が低値のケースとして疑われる疾患には筋ジストロフィーや尿崩症などがあります。

他の選択肢については、文のとおりで正しいです。

参考になった数19

03

正解は 5 です。

血液中の尿素窒素(BUN)の値が【低く→高く】なる場合は、腎臓の機能の低下が考えられる。

となります。

参考になった数8

04

正解 5

1.◯
設問の通りです。

2.◯
設問の通りです。

3.◯
設問の通りです。

4.◯
設問の通りです。

5.×
血液中の尿素窒素(BUN)が上昇する場合に、腎臓の機能低下が考えられるため誤りです。

参考になった数7