第二種衛生管理者の過去問
平成30年10月公表
労働衛生 問11
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問題
第二種 衛生管理者試験 平成30年10月公表 労働衛生 問11 (訂正依頼・報告はこちら)
温熱条件に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 温度感覚を左右する環境要素は、気温、湿度、気流及びふく射(放射)熱である。
- 高温多湿作業場所において労働者を作業に従事させる場合には、計画的に、熱への順化期間を設ける。
- 相対湿度は、空気中の水蒸気量と、その温度における飽和水蒸気量との比を百分率で示したものである。
- WBGTは、自然湿球温度、黒球温度及び乾球温度から求められる指標で、暑熱環境による熱ストレス評価に用いられる。
- 算出したWBGTの値が、作業内容に応じて設定されたWBGT基準値未満である場合には、熱中症が発生するリスクが高まる。
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この過去問の解説 (3件)
01
1.温度感覚とは、人が暑さや寒さを感じることです。この4要素に左右されます。本肢は正しくなります。
2.徐々に身体をならすことが重要です。本肢も正しくなります。
3.湿度の定義になります。正しい肢です。
4.記述の通りになります。正しい肢です。
5.常識値での回答でも「WBGT基準値を超える場合には、熱中症が発生するリスクが高まる。」となります。本肢が誤りになります。
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02
5 . 算出したWBGTの値が、作業内容に応じて設定されたWBGT基準値【未満である→超えた】場合には、熱中症が発生するリスクが高まる。
となります。
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03
文中の「WBGT基準値未満である」という部分が誤りで正しくは「WBGT基準値を超える場合」です。
他の選択肢1,2,3,4は文の通りで正しい記述です。
なおこの温熱条件関連については
『環境省熱中症予防情報サイト』http://www.wbgt.env.go.jp/
が参考になります。
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