第二種衛生管理者の過去問
令和2年10月公表
関係法令 問3

正解：２

１．正しい

雇入時の健康診断において、医師による健康診断を受けた後３か月を経過しない者がその結果を証明する書面を提出した際には、その健康診断の項目に該当する項目は省略することができます。

２．誤り

雇入時及び１年ごとに行う定期健康診断において、聴力検査は1000Hz及び4000Hzの音に関わる検査が義務付けられています。

よって、【その他の者（定期健康診断時に該当する）に対しては、医師が適当と認めるその他の方法により検査を行っている】という記載は誤りとなります。

３．正しい

深夜業を含む業務に常時従事する労働者は６か月以内ごとに１回、定期的に健康診断を行う必要がありますが、胸部エックス線検査においては１年以内ごとに１回の検査で問題ありません。

４．正しい

定期健康診断の結果、健康診断項目に異常所見があると診断された労働者については、健康を保持するために必要な措置について健康診断の実施から３か月以内に医師から意見聴取を行う必要があります。

５．正しい

雇入時の健康診断結果については、所轄労働基準監督署長に報告する必要はありません。

１：○

２：×

３：○

４：○

５：○

法令に違反しているものは2です。

雇入時の聴力検査はその他の方法に変更でません。

また、年齢に関係なく、1,000Hzと4,000Hzの検査は必須です。

その他は説明文の通りです。

健康診断に関する問題です。

労働安全衛生規則第43条～第52条が健康診断に関する条項になっています。

確認しておきましょう。

では、選択肢を見ていきましょう。