第二種衛生管理者の過去問
令和3年4月公表
労働衛生 問11
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問題
第二種 衛生管理者試験 令和3年4月公表 労働衛生 問11 (訂正依頼・報告はこちら)
事務室内において、空気を外気と入れ換えて二酸化炭素濃度を1,000ppm以下に保った状態で、在室することのできる最大の人数は次のうちどれか。
ただし、外気の二酸化炭素濃度を400ppm、外気と入れ換える空気量を500m3/h、1人当たりの呼出二酸化炭素量を0.018m3/hとする。
ただし、外気の二酸化炭素濃度を400ppm、外気と入れ換える空気量を500m3/h、1人当たりの呼出二酸化炭素量を0.018m3/hとする。
- 14人
- 16人
- 18人
- 20人
- 22人
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この過去問の解説 (3件)
01
正解:16人
必要換気量の式に当てはめて考えます。
事務室内の必要換気量は、以下の式で算出することが出来ます。
必要換気量(㎥/h)=呼出二酸化炭素量(㎥/h)÷(室内二酸化炭素基準濃度ー外気の二酸化炭素量)
室内二酸化炭素基準濃度(%) = 1000ppm = 1000/1,000,000 = 0.001 %
外気の二酸化炭素濃度(%) = 400ppm = 400/1,000,000 = 0.0004 %
呼出二酸化炭素量(㎥/h) = 0.018 ㎥/h×人数
これに問題文の数値を当てはめると、
500=(0.018×人数)÷(0.001ー0.0004)
人数=500×(0.001ー0.0004)÷0.018=16.666...
よって、16人以下となるため、16人が正解です。
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02
正解:16人(計算問題)
14人
16人 〇
18人
20人
22人
重要
換気量の式は以下のとおりです。
※必要換気量
=呼出二酸化炭素量÷(室内二酸化炭素基準濃度-外気の二酸化炭素濃度)
室内二酸化炭素基準濃度(%) = 1000ppm = 1000/1,000,000 = 0.001 %
外気の二酸化炭素濃度(%) = 400ppm = 400/1,000,000 = 0.0004 %
呼出二酸化炭素量(㎥/h) = 0.018 ㎥/h×人数
問題文に置き換えます。
500=(0.018×人数)÷(0.001ー0.0004)
人数=500×(0.001ー0.0004)÷0.018=16.6
16人以下になります。
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03
人数をx人とし、必要換気量の計算式に当てはめると以下のようになります。
必要換気量(m3/h)=室内にいる者が1時間に呼出する二酸化炭素量(m3/h)
÷(室内の二酸化炭素基準濃度(ppm)-外気の二酸化炭素濃度(ppm))
×1,000,000
※ppm単位の場合は ×1,000,000 を使います。
500 =(0.018× x人)/(1,000-400)×1,000,000
500 = 0.018x/600 × 1,000,000
x ≒ 16人
よって正解は16人になります。
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