第二種衛生管理者の過去問
令和5年4月公表
関係法令 問7
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問題
第二種 衛生管理者試験 令和5年4月公表 関係法令 問7 (訂正依頼・報告はこちら)
労働安全衛生法に基づく心理的な負担の程度を把握するための検査について、医師及び保健師以外の検査の実施者として、次のAからDの者のうち正しいものの組合せはどれか。
ただし、実施者は、法定の研修を修了した者とする。
A 公認心理師
B 歯科医師
C 衛生管理者
D 産業カウンセラー
ただし、実施者は、法定の研修を修了した者とする。
A 公認心理師
B 歯科医師
C 衛生管理者
D 産業カウンセラー
- A,B
- A,D
- B,C
- B,D
- C,D
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この過去問の解説 (3件)
01
「心理的な負担の程度を把握するための検査」を実施できる人は誰か?という問題です。
労働安全衛生規則に以下のように定められています。
(検査の実施者等)
第五十二条の十 法第六十六条の十第一項の厚生労働省令で定める者は、次に掲げる者(以下この節において「医師等」という。)とする。
一 医師
二 保健師
三 検査を行うために必要な知識についての研修であって厚生労働大臣が定めるものを修了した歯科医師、看護師、精神保健福祉士又は公認心理師
2 検査を受ける労働者について解雇、昇進又は異動に関して直接の権限を持つ監督的地位にある者は、検査の実施の事務に従事してはならない。
こちらを参考に解いていきましょう。
実施者となりうるのは、国家資格であり医学や心理学を修めているもの、と覚えると良いです。
設問の通りです。
A公認心理師 〇
B歯科医師 〇
どちらも実施者として労働安全衛生規則に定められています。
誤りです。
A公認心理師 〇
D産業カウンセラー ×
実施できる人は、医師・保健師、その他は厚生労働者が定めた研修を受けた者ですが、その対象は国家資格となっています。
産業カウンセラーは民間資格であり、国家資格ではありません。
誤りです。
B歯科医師 〇
C衛生管理者 ×
衛生管理者は国家資格ではありますが、この検査は「心理的な」とあるため、医学や心理学を修めている国家資格が対象となっています。
誤りです。
B歯科医師 〇
D産業カウンセラー ×
誤りです。
C衛生管理者 ×
D産業カウンセラー ×
どちらも実施者として定められていません。
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02
労働安全衛生法第66条の10、いわゆるストレスチェックに関する問題です。このストレスチェックの実施者に関しては労働安全衛生規則第52条の10に定められています。
定められている実施者は以下のとおりです。
1.医師
2.保健師
3.検査を行うために必要な知識についての研修であって厚生労働大臣が定めるものを修了した歯科医師、看護師、精神保健福祉士又は公認心理師
これに照らし合わせて選択肢をみていきましょう。
正しい組み合わせです。
冒頭で述べたとおりです。
誤りです。
D産業カウンセラーが対象外です。
誤りです。C衛生管理者が対象外です。
誤りです。D産業カウンセラーが対象外です。
誤りです。どちらも対象外です。
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03
労働安全衛生規則の52条に、検査の実施者について下記のように記されています。
第五十二条の十 法第六十六条の十第一項の厚生労働省令で定める者は、次に掲げる者(以下この節において「医師等」という。)とする。
一 医師
二 保健師
三 検査を行うために必要な知識についての研修であつて厚生労働大臣が定めるものを修了した歯科医師、看護師、精神保健福祉士又は公認心理師
2 検査を受ける労働者について解雇、昇進又は異動に関して直接の権限を持つ監督的地位にある者は、検査の実施の事務に従事してはならない。
以上より、本問の選択肢の中では「A:公認心理師」と「B:歯科医師」が該当します。
これらを踏まえ、各選択肢を確認していきます。
正解です。
冒頭の説明文の内容と一致します。
不正解です。
冒頭の説明文の内容と異なります。
不正解です。
冒頭の説明文の内容と異なります。
不正解です。
冒頭の説明文の内容と異なります。
不正解です。
冒頭の説明文の内容と異なります。
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