第二種衛生管理者の過去問
令和6年4月公表
労働衛生 問9

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

ノロウイルスによる食中毒に関する問題です。

内容を整理しておきましょう。

選択肢1. 食品に付着したウイルスが食品中で増殖し、ウイルスが産生した毒素により発症する。

誤りです。

食品に付着したウイルスにより発症します。

選択肢2. ウイルスの感染性は、長時間煮沸しても失われない。

誤りです。

長時間煮沸は有効です。

選択肢3. 潜伏期間は、1~2日である。

正しいです。

記述のとおりです。

選択肢4. 発生時期は、夏季が多い。

誤りです。

発生時期は「冬季」が多いです。

選択肢5. 症状は、筋肉の麻痺(ひ)などの神経症状が特徴である。

誤りです。

主な症状は吐き気、おう吐、下痢、腹痛、38℃程度の発熱などです。

参考になった数20

02

ノロウイルスについて、以下にまとめます。

 

・手指や食品から経口感染する

・ヒトの体内で増殖する

・冬季を中心に年中発症する

・加熱で失活する

・潜伏期間は1~2日

・吐き気、嘔吐、下痢、発熱、頭痛などの症状が出る

選択肢1. 食品に付着したウイルスが食品中で増殖し、ウイルスが産生した毒素により発症する。

誤りです。

ウイルスが体内で増殖し、発症します。

選択肢2. ウイルスの感染性は、長時間煮沸しても失われない。

誤りです。

ノロウイルスは、85~90℃で90秒以上加熱すると失活化します。

選択肢3. 潜伏期間は、1~2日である。

正しいです。

選択肢4. 発生時期は、夏季が多い。

誤りです。

冬季に発生しやすいです。

選択肢5. 症状は、筋肉の麻痺(ひ)などの神経症状が特徴である。

誤りです。

吐き気嘔吐下痢発熱頭痛などの症状が出ます。

参考になった数8

03

ノロウィルスによる食中毒に関する問題です。

選択肢1. 食品に付着したウイルスが食品中で増殖し、ウイルスが産生した毒素により発症する。

ノロウイルスによる食中毒は、ウイルスそのものによって発症します。

よって、本選択肢の内容は誤りです。

選択肢2. ウイルスの感染性は、長時間煮沸しても失われない。

ノロウイルスは熱によって、感染性は失われます。

よって、本選択肢の内容は誤りです。

選択肢3. 潜伏期間は、1~2日である。

潜伏期間(感染から発症までの時間)は24~48時間である旨、厚労省が公表しています。

よって、本選択肢の内容は正しいです。

選択肢4. 発生時期は、夏季が多い。

11月くらいから発生件数は増加しはじめ、12~翌年1月が発生のピークになる傾向があります。

よって、本選択肢の内容は誤りです。

選択肢5. 症状は、筋肉の麻痺(ひ)などの神経症状が特徴である。

主な症状は吐き気、嘔吐、下痢、腹痛です。

よって、本選択肢の内容は誤りです。

参考になった数3