二級建築士の過去問
平成28年(2016年)
学科4(建築施工) 問1

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問題

二級建築士試験 平成28年(2016年) 学科4(建築施工) 問1 (訂正依頼・報告はこちら)

施工計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 工事に先立ち、設計図書及び各種調査結果に基づいた施工計画書を作成し、工事監理者の承認を受けた。
  • 工事の施工途中において、当初と異なる条件が生じたので、工事監理者と協議した。
  • 総合施工計画には、工事安全衛生方針、工事安全衛生目標及び工事安全衛生計画を定めた。
  • 基本工程表については、工事監理者が作成し、検査及び立会の日程等を工事施工者へ指示した。
  • 施工計画書には、品質計画を記載した。

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この過去問の解説 (3件)

01

最も不適当なものは4番です。

 1 . 正
工事に先立ち、施工者は「施工計画書」を作成し、
【工事監理者の承認】を受けます。

 2 . 正
工事の施工途中、当初と異なる条件が生じた場合、
【工事監理者と協議】し決定します。

 3 . 正
【総合施工計画】には、
工事安全衛生方針、工事安全衛生目標、工事安全衛生計画を定めます。
 
4 . 誤
「基本工程表」は、
【工事施工者が作成】し、【工事管理者が承諾】します。
したがって 誤 です。

 5 . 正
「施工計画書」には、【品質計画を記載】します。

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02

正解 : 4

1.〇
工事の着工に先立ち、
『 工事施工者 』 は「施工計画書」を作成し、
『 工事監理者 』 の承認を受けます。

2.〇
工事の施工途中に、当初と異なる条件が生じた場合、
『 工事監理者 』 と協議し、その了承を受けます。

3.〇
『 総合施工計画 』 には、
工事安全衛生方針、工事安全衛生目標、工事安全衛生計画などの安全対策の他、環境対策なども含まれます。

4.×
「基本工程表」は、
『 工事施工者 』 が作成し、
『 工事監理者 』 の承認を受けます。

5.〇
『 施工計画書 』 には、品質計画を記載します。
『 施工計画書 』は、
「基本工程表」、「総合施工計画書」、「工事種別施工計画書」
から成り立っています。
その内、「工事種別施工計画書」には、品質管理計画書や施工要領書等が含まれます。


★ POINT ★ 『 監理者 』と『 施工者 』の違い
『 監理者 』・・・建築主から委託された工事が、設計図書通りに実施されているかどうかを確認し、指導・監督する人。
『 施工者 』・・・設計図書通りに建築物の工事を行う人。また、施工の品質、工程の進捗状況、専門業者の管理等を行います。

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03

1.正)設問の通り

2.正)設問の通り

3.正)設問の通り

4.誤)
監理者の検査及び立会の日程等を記入した基本工程表を
「施工者が作成」し、「監理者の承認」を受けます。

5.正)設問の通り

参考になった数5