二級建築士の過去問
平成28年(2016年)
学科3(建築構造) 問25

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問題

二級建築士試験 平成28年(2016年) 学科3(建築構造) 問25 (訂正依頼・報告はこちら)

建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
※工業標準化法が改正されたことにより、令和元年(2019年)7月1日より、「日本工業規格(JIS)」は「日本産業規格(JIS)」に変わりました。
<参考>
 それに伴い、当設問の選択肢中の文言を変更しました。
  • パーティクルボードは、木材などの植物質繊維を加圧成形した板材で、耐火性に優れている。
  • 粘土がわらは、日本産業規格(JIS)において、曲げ破壊荷重の下限値及び吸水率の上限値が定められている。
  • 構造用合板は、日本農林規格(JAS)において、接着の程度については特類と1類に分類される。
  • チタン板は、一般に、耐久性、耐食性に優れ、銅板に比べて軽量である。
  • 押出成形セメント板は、主として建築物の非耐力外壁や間仕切壁に使用される。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解 :1

1.×

パーティクルボードは、木質ボードの一種で、木材などの植物質繊維を加圧成形しているため、『耐火性』には優れていません。

2.〇

粘土がわらは、日本産業規格(JIS)において、曲げ破壊荷重の下限値及び吸水率の上限値が定められています。

3.〇

構造用合板は、日本農林規格(JAS)において、接着の程度について、特類と1類に分類されています。

4.〇

チタン板は、『耐久性、耐食性に優れ』、銅板に比べて軽量です。

5.〇

押出成形セメント板は、建築物の非耐力外壁や間仕切壁に使用されます。

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02

最も不適当なものは1番です。

1 . 誤

「パーティクルボード」は、

木材などの植物質繊維を加圧成形した板材です。

木質材料なので【耐火性に優れません】。

したがって 誤 です。

2 . 正

「粘土がわら」は、

日本産業規格(JIS)で曲げ破壊荷重の下限値・吸水率の上限値が定められています。

3 . 正

「構造用合板の接着の程度」は、

日本農林規格(JAS)で、特類と1類に分類されます。

4 . 正

「チタン板」は、

耐久・耐食性に優れ、銅板に比べて軽量です。

5 . 正

「押出成形セメント板」は、

主に建築物の非耐力外壁や間仕切壁に使用されます。

参考になった数6

03

1.誤)
パーティクルボードは木材を加圧成形した板材です。
耐火性には優れていません。

2.正)設問の通り

3.正)設問の通り

4.正)設問の通り

5.正)設問の通り

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