二級建築士の過去問
平成28年(2016年)
学科3(建築構造) 問24
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問題
二級建築士試験 平成28年(2016年) 学科3(建築構造) 問24 (訂正依頼・報告はこちら)
塗料及び接着剤に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 合成樹脂調合ペイントは、下地がコンクリートなどのアルカリ性のものには適さない。
- アルミニウムペイントは、表面に光沢の強い被膜をつくり、光線や熱線を反射するので、素地材料の温度上昇を防ぐことができる。
- 顔料系オイルステインは、染料系のオイルステインに比べて耐光性に優れている。
- 酢酸ビニル樹脂系接着剤は、耐水性、耐熱性に優れているので、屋外における使用に適している。
- エポキシ樹脂系接着剤は、耐水性、耐久性に優れているので、コンクリートのひび割れの補修などに使用される。
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この過去問の解説 (3件)
01
1.〇
合成樹脂調合ペイントは、『耐アルカリ性に劣る』ので、下地がコンクリートのものには適しません。
2.〇
アルミニウムペイントは、表面に光沢の強い被膜をつくり、光線や熱線を反射するので、素地材料の『温度上昇を防ぐ』ことができます。
3.〇
顔料系オイルステインは、染料系のオイルステインに比べて『耐光性に優れて』います。
4.×
酢酸ビニル樹脂系接着剤は、『耐水性、耐熱性が劣る』ので、屋外の使用に適しません。
5.〇
エポキシ樹脂系接着剤は、『耐水性、耐久性に優れている』ので、コンクリートのひび割れの補修などに使用されます。
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02
2.正)設問の通り
3.正)設問の通り
4.誤)
酢酸ビニル樹脂系接着剤は「木工用ボンド」と呼ばれ
工作や手芸などにも使われています。
耐水性、耐熱性には優れておらず、屋外における使用には適していません。
5.正)設問の通り
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03
1 . 正
「合成樹脂調合ペイント」は、
下地がコンクリートなどのアルカリ性のものには適しません。
2 . 正
「アルミニウムペイント」は、
光線や熱線を反射し、素地材料の温度上昇を防ぎます。
鉄板屋根や設備配管などに使用されます。
3 . 正
「顔料系オイルステイン」は、
染料系に比べ、耐候・耐光性に優れています。
4 . 誤
「酢酸ビニル樹脂系接着剤」は、
主に木材の接着で使用するものです。
【耐水・耐熱性に劣るため、屋外での使用に適しません】。
したがって 誤 です。
5 . 正
「エポキシ樹脂系接着剤」は、
耐水・耐久性に優れ、コンクリートのひび割れの補修などに使用されます。
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